ライター : 夏目ミノリ

webライター / 斧を使う薪割り女子 / 製菓衛生師 / 調理師

コンビニ3社のコーヒーを飲み比べて違いが明らかに!

Photo by 夏目ミノリ

コンビニのコーヒーって、どこもおいしいですよね!だからこそ、「どのコンビニで買うのが正解?」と悩んでいる方も少なくないでしょう。

そんな方のために、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3社のコーヒーを試飲した結果をまとめました!各店舗に足を運んでみると、味以外の違いもたくさんあることが分かりましたよ。

ぜひ、あなた好みの一杯を見つけるための参考にしてください。

【早見表】コンビニ3社のコーヒー比較結果

サイズと価格カロリーサービス
セブン-イレブン・苦味と酸味のバランスがいい
・しっかりとした香りがある
【定番】
・ホットR:120.96円
・ホットL:180.36円
・アイスR:120.96円
・アイスL:210.60円
【キリマンジャロブレンド】
・ホットR:140.40円
・ホットL:210.60円
・アイスR:140.40円
・アイスL:240.84円
【定番】
・ホットR:7kcal
・ホットL:10kcal
・アイスR:9kcal
・アイスL:15kcal
【キリマンジャロブレンド】
・ホットR:6kcal
・ホットL:10kcal
・アイスR:6kcal
・アイスL:10kcal
・濃さを3種類のなかから選べる
・無料でドリンクホルダーがもらえる
ローソン・酸味は控えめ、苦味ははっきりめ
・クセがなく、ライトな飲み心地
・ホットS:140円
・ホットM:210円
・ホットL:240円
・メガホット:340円
・アイスS:140円
・アイスM:240円
・メガアイス:340円
・ホットS:6kcal
・ホットM:9kcal
・ホットL:9kcal
・メガホット:17kcal
・アイスS:4kcal
・アイスM:5kcal
・メガアイス:10kcal
・アイスの場合、氷の量を調整できる
・3種類の濃さから好きな飲み方を選べる
・無料でドリンクホルダーと紙袋がもらえる
・タンブラー持参で10円の割引を受けられる(※)
・アイスに限り、飲み口が手を使わず開け閉めできる仕組みで飲みやすい
ファミリーマート・苦味がしっかりしていて、酸味と香りが控えめ・ブレンドS:130円
・ブレンドM:200円
・ブレンドL:240円
・アイスS:130円
・アイスM:220円
・アイスL:310円
・ブレンドS:3.73kca
・ブレンドM:5.68kca
・ブレンドL:9.77kca
・アイスS:5.03kcal
・アイスM:5.57kcal
・アイスL:10.06kcal
・ホットコーヒーのS・Mサイズは好きな濃さを選べる
・4種類のシュガーでカスタマイズできる
※タンブラー割引は一部店舗、一部商品を除きます

セブン-イレブンのコーヒー

セブン-イレブンのコーヒーに関する解説一覧

  1. 買い方
  2. セブン-イレブンのコーヒーの味わい
  3. コーヒーのメニューまとめ

買い方

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セブン-イレブンのコーヒーは、ホットとアイスで購入方法が異なります。ホットはレジで店員さんに伝え、アイスは冷凍庫で氷入りのカップを購入するスタイルです。

会計後の流れは同じで、専用マシンにカップをセットし、画面の指示に従って操作します。

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実は、セブン-イレブンにはコーヒーの味わいを無料で選択できるサービスがあります。「軽い」「ふつう」「濃いめ」の3種類から好きなものを選ぶと、好みの一杯に仕上がるんですよ♪

味わいの選択は、コーヒーマシンで操作できます。わざわざ店員さんにお願いしなくても大丈夫なので、安心してください。

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店員さんにお願いすると、無料でドリンクホルダーがもらえます。一度に4杯分のコーヒーを持ち運べるので、たくさん購入したいときには助かりますね。

セブン-イレブンのコーヒーの味わい

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奥:ホットコーヒーR(税込120.96円)/手前:アイスコーヒーR(税込120.96円)
スタンダードな味わいを知るために、メニューは定番のホットコーヒーとアイスコーヒー、濃さは「ふつう」で購入しました。

ひとくち飲んでみた印象は、「コーヒーらしさをしっかり感じられる味」です。キリッとした苦味と、味の輪郭をはっきりさせる酸味。特に、ホットだとよく分かります。

バランスがいいので、シンプルにおいしく飲めるコーヒーを求めている方におすすめです。

セブン-イレブンのコーヒーの特徴

  1. コーヒーの濃さが3種類のなかから選べる
  2. 苦味と酸味のバランスがいい
  3. 店員さんにお願いすればドリンクホルダーがもらえる

コーヒーのメニューまとめ

ホット

商品名税込価格カロリー
セブンカフェ ホットコーヒーR120.96円7kcal
7カフェ ホットコーヒーL180.36円10kcal
セブンカフェ キリマンジャロブレンドホットR140.40円6kcal
セブンカフェ キリマンジャロブレンドホットL210.60円10kcal

アイス

商品名税込価格カロリー
セブンカフェ アイスコーヒーR120.96円9kcal
7カフェ アイスコーヒーL210.60円15kcal
セブンカフェ キリマンジャロブレンドアイスR140.40円6kcal
セブンカフェ キリマンジャロブレンドアイスL240.84円10kcal

ローソンのコーヒー

ローソンのコーヒーに関する解説一覧

  1. 買い方
  2. ローソンのコーヒーの味わい
  3. コーヒーのメニューまとめ

買い方

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ローソンは、ホットもアイスもレジで注文するスタイルです。レジにメニュー表があるので、そのなかからほしいものを店員さんに伝えてください。

会計を終えると、店員さんが紙コップを用意してくれます。ホットはそのまま、アイスは氷を入れた状態で。受け取り後は、レジの横にあるコーヒーマシンを操作してコーヒーを淹れます。

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ローソンもセブン-イレブンと同様にコーヒーの濃さを調整できるので、自分好みの味わいで楽しめます。

筆者が訪れたローソンは、自分でマシンを操作するスタイルでしたが、店舗によっては店員さんがコーヒーを淹れてくれる場合もあるようです。機械操作が苦手な方にとっては、店員さんにお願いできるほうが安心かもしれませんね。

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ローソンは、2杯分のドリンクを収納できるドリンクホルダーを用意してくれます。そのうえ、紙袋まで!無料で持ち運びのサポートをしてもらえるのは、とてもありがたいですよね♪

ローソンのコーヒーの味わい

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奥:コーヒー(S)(税込140円)/手前:アイスコーヒー(S)(税込140円)
ふつうの濃さで試飲してみました。

酸味が控えめで、苦味の存在感が強い印象。ひときわ大人な味わいに感じられたので、しっかりと苦味を堪能したい方におすすめです。

苦いといっても、クセがなく余韻もライトで飲みやすかったですよ。大人の階段をのぼるきっかけにするのにちょうどいいかもしれません。

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ちなみに、ローソンのアイスコーヒーの紙コップだけ、他社のものとタイプが異なります。通常は飲み口を手で開け閉めしなければなりませんが、ローソンのふたは唇で押せば開く仕組みです。スムーズに飲めて便利ですよ♪

ローソンのコーヒーの特徴

  1. 酸味控えめ、苦味強め、ライトな飲み心地
  2. コーヒーの淹れ方は店舗によって対応が異なる(セルフ or 店員さん)
  3. コーヒーの濃さを3種類のなかから選べる
  4. タンブラー持参で10円の割引を受けられる
※タンブラー割引は一部店舗、一部商品を除きます

コーヒーのメニューまとめ

ホット

商品名税込価格カロリー
コーヒー(S)140円6kcal
コーヒー(M)210円9kcal
コーヒー(L)240円9kcal
メガホットコーヒー340円17kcal

アイス

商品名税込価格カロリー
アイスコーヒー(S)140円4kcal
アイスコーヒー(M)240円5kcal
メガアイスコーヒー340円10kcal

ファミリーマートのコーヒー

ファミリーマートのコーヒーに関する解説一覧

  1. 買い方
  2. ファミリーマートのコーヒーの味わい
  3. コーヒーのメニューまとめ

買い方

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ファミリーマートのコーヒーは、セルフ形式です。ホットは店員さんに注文、アイスは冷凍庫からカップを購入し、会計後にマシンでコーヒーを淹れます。

Photo by donguri

※画像は少し古いもので、現在ホットのLサイズは「濃いめ」だけしか選択できない仕様となっています
ファミリーマートのホットコーヒーは、味わいを「ふつう」か「濃厚」の2種類から選べます。Lサイズだけ濃厚しか選べないところが謎ですが……。

Photo by 夏目ミノリ

セブン-イレブンとローソンは、3種類の味わいから好きな飲み方を選べる仕様となっています。それに対し、ファミリーマートは2種類しかないので、少々物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、ファミリーマートには他社にはない魅力があるんですよ。コーヒーマシン周辺をよく見てみてください。画像のように、4種類のシュガーが用意されています。これらは自由に使ってもOK!自分好みの甘さや風味を楽しめちゃいます。

コーヒーショップみたいで、なんだかテンションが上がりますね♪

ファミリーマートのコーヒーの味わい

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奥:ブレンドS(税込130円)/手前:アイスコーヒーS(税込130円)
ホット、アイスともにスタンダードな味わいを試してみました。

苦味がしっかりとしていて、酸味と香りは控えめ。後味もすっきりとしていて、気分がスカッとします。ダイレクトに苦味を楽しめるので、眠気覚ましによさそうですよ♪

ファミリーマートのコーヒーの特徴

  1. ホットコーヒーSとMのみ、濃さを2種類のなかから選べる
  2. 4種類のシュガーでカスタマイズが楽しめる
  3. しっかりとした苦味があり、酸味と香りはやさしめ

コーヒーのメニューまとめ

ホット

商品名税込価格カロリー
ブレンドS130円3.73kcal
ブレンドM200円5.68kcal
ブレンドL240円9.77kcal

アイス

商品名税込価格カロリー
アイスコーヒーS130円5.03kcal
アイスコーヒーM220円5.57kcal
アイスコーヒーL310円10.06kcal

あなたに合っているコーヒーはどれ?ニーズ別ランキング

コスパのよさで選びたい

  1. 1位:セブン-イレブン
  2. 2位:ファミリーマート
  3. 3位:ローソン
コンビニ3社のなかでもっともコスパがいいのは、セブン-イレブン(1mlあたりの価格:0.69~0.75円)です。続いてファミリーマート(1mlあたりの価格:0.7~0.81円)、最後にローソン(1mlあたりの価格:0.68~0.93円)。僅差ではありますが、安さを重視したい方はセブン-イレブンのコーヒーがおすすめです。

※1mlあたりの価格はホットで比較した場合の金額です
※1mlあたりの価格は筆者調べであり、誤差によりランキングが変動する可能性もあります

カスタマイズを楽しみたい

  1. 1位:ファミリーマート
  2. 2位:ローソン
  3. 3位:セブン-イレブン
もっともカスタマイズ性が高いと感じたのはファミリーマートです。コーヒーの濃さが選べるだけでなく、4種類のシュガーも使えるので、自分好みの味わいを楽しめます。

ローソンとセブン-イレブンは、どちらもコーヒーの濃さを3種類のなかから選べる仕組みです。しかし、ローソンにはアイスコーヒーの氷の量を調整できる裏技的サービスもあるので、2位はローソン、3位はセブン-イレブンとしました。

一度に複数杯購入したい

  1. 1位:セブン-イレブン
  2. 2位:ローソン
  3. 3位:ファミリーマート
「職場の人に複数人分のコーヒーを頼まれた」「たくさん飲むから2杯以上買いたい」……こうしたシーンでは、持ち帰りやすさが重要となるでしょう。

おすすめはセブン-イレブンです。一度に4杯分のドリンクが持ち運べるドリンクホルダーを無料でくれるので、まとめ買いしやすいですよ。

2位はローソン。無料でもらえるドリンクホルダーを使えば、一度に2杯分のドリンクを持ち運べます。加えて紙袋ももらえるので、より持ち運びがラクチンです♪

残念ながら、ファミリーマートにはドリンクホルダーのサービスがありません。店員さんにも確認しましたが、「ドリンクホルダーの用意はない」といわれました。ファミリーマートで複数杯のコーヒーを買おうと思っている方は、持ち運び対策を講じてから来店したほうがよさそうです。

似ているけど違うところも多い!自分好みのコンビニコーヒーを選ぼう

Photo by 夏目ミノリ

なんとなく同じに見えてしまうコンビニコーヒーですが、実はコンビニによって味、価格、サービスが異なります。実際に筆者も、3社のコンビニコーヒーを飲み比べて初めて知ったことがたくさんありました。

「いまいち違いが分からない」という方は、ぜひ本記事で各コンビニの違いをはっきりさせて、自分好みのコーヒーを選んでくださいね。

※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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