知っておこう!「もりそば」と「ざるそば」の違いとは?

「もりそば」と「ざるそば」の違いをご存知でしょうか?どちらも冷たいおそばのことじゃ……と思うかもしれませんが、実はちょっと違うんです。その発端は江戸時代の東京にあるようですよ。そばには欠かせないそば湯についてもお伝えします。

2016年4月26日 更新

「もりそば」の由来は?

「もりそば」と「ざるそば」、どんな違いがあるのでしょうか?「海苔」があるかないか、でしょうか?実は、ちょっと違うようです。時は江戸時代までさかのぼるのですが……

「もりそば」は「かけそば」との区別から

そばは汁につけて食べる「つけ麺」スタイルだったのです。ところが、江戸・元禄時代に入って、この食べ方がめんどうになった人たちが、汁をそばに直接かけて食べ始めました。この食べ方は「ぶっかけそば」と称されました。

「ぶっかけそば」が略されて「かけそば」になり、今度はこちらが主流になってきたんですね。その「かけそば」と区別するべく、汁につけて食べるそばを「もりそば」と呼ぶように。一説では高く山のように「盛り」つけるので「もりそば」と名付けたともいわれています。

「ざるそば」はどう違う?

ざるそばの元祖は江戸時代初期、東京・深川にあった伊勢屋が、せいろや皿でなく「竹ざる」にそばを盛って出すので、「ざるそば」と名づけられたそうです。
当時は四角いざるや丸いざるで提供されていたそうで、どんな風だったのかは想像するしかありませんが、上記の写真に似た感じだったのでしょうか。

ざるそばは明治時代から海苔をかけるように

もみ海苔を現在のようにざるそばにかけるようになったのは明治以降。またつけ汁も、もりとざるとでは、違うものにしていたんだとか。「ざる」は一番だしを使い、「もり」は二番だしを使っていたとか、ざるの汁はみりんを使用して甘めに仕上げたとかいう説もあります。

ざるそばの方が上質のそば粉を使っていたという話もあるので、全体的にもりそばが庶民派で、ちょっと高級なのがざるそばという位置づけだったのかもしれません。
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noranora69

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