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ギロピタ(別名:ジャイロ)とは?
ギロピタ(別名:ジャイロ)はギリシャ料理のひとつで、薄切りの肉をトマト、玉ねぎ、フライドポテトなどの野菜と一緒にピタパンに挟んで食べる、言ってみれば、ファーストフード風のスタイルで食するお料理です。見た目や調理法はメキシコ料理のタコスやブリトーにも似ていますね。
ギロピタに入れる薄切り肉はギロスと呼ばれ、肉を太い棒のような串に刺し、回しながら火で焼き、そぎ落とされます。ギリシャ旅行に行かれた方は、街のあちこちでこのギロスを作っているお店を目にされたと思います。それほど、ギリシャではポピュラーなお料理なのです。
ギロピタは材料さえあれば、ささっと作れるところが便利。ピタパンも日本人にはなじみが深く、口に良く合うお料理だと思います。アレンジのアイデアが色々ありますので、さっそくご紹介しますね。
1.ヒヨコ豆のロースト入りギロピタ
缶詰のヒヨコ豆の水煮をすすぎ、水をきり水分を拭き取ります。ボールに入れ、オリーブオイル、パプリカ、塩、胡椒、カイエンペッパーで和えます。
天板に油を塗り、ヒヨコ豆を広げ200℃のオーブンで20分、明るい茶色になるまでローストします。ピタパンにザジキ(下記の作り方を参照下さい)を塗り、ヒヨコ豆のローストをのせます。レタス、トマト、たまねぎなどのお好みの野菜と一緒にピタを半分に折ります。
*簡単ザジキソースの作り方
ギリシャヨーグルトをガーゼかコーヒーフィルターに入れ、30分から3時間水抜きします。細切りにしたきゅうりに塩をふり、絞って水気を除きます。ヨーグルト、きゅうり、ディル、ニンニク、レモン汁をすべて混ぜ、塩、胡椒します。お好みでオリーブオイルを少量入れてもいいです。
2.チキンギロピタ
ニンニク、レモン汁、酢、オリーブオイル、オレガノ、塩をボールに入れ混ぜ、ジップロックバックに入れます。鶏肉を入れ、冷蔵庫で1時間マリネします。
鶏肉に塩、胡椒をし、フライパンかグリルで焼きます。温めたピタパンにザジキソース、チキン、トマト、きゅうり、玉ねぎ、レタスを挟みます。
3.ファラフェルとポテトのギロピタ
ヒヨコ豆、ニンニク、玉ねぎ、オリーブオイル、小麦粉、ベーキングパウダー、クミン、塩、胡椒をフードプロセッサーで回し滑らかにし、パクチーを加え数回パルスの機能で混ぜます。生地を小さなボール状に丸め、オーブンで焼くか、油で揚げファラフェルを作ります。
温めたピタパンにファラフェルを乗せ、フライドポテトを入れ、バッファローソースまたはチリソースかバーベキューソースをかけます。ブルーチーズと葱を散らしピタパンを折り、ザジキソースを添えます。
ファラフェルとは?
ファラフェルとは、ヒヨコ豆にパセリやハーブ、数種のスパイスを混ぜて小さなボール状にし、油で揚げるかオーブンで焼いて作るエジプトから中東、イランまで広い地域で親しまれている食べ物です。あえて言えば、お豆で作ったコロッケのような食べ物です。とてもヘルシーで、ベジタリアン、ビーガンの方にも人気があります。
4.ベジタリアンギロピタ
唐辛子か、辛いのが苦手の方は生のディルを刻み、メープルシロップ、マヨネーズと胡椒といっしょにボールに入れ混ぜ、ソースを作ります。薄くスライスした玉ねぎを米酢に浸けておきます。ピタパンにオリーブオイルを塗り温めます。ファラフェル、トマト、アボカド、玉ねぎのピクルスをピタパンにのせ、ソースをかけます。
5.ヘルシーサーモンのギロピタ
天板にパーチメント紙を敷きサーモンをのせ、オリーブオイルと塩、胡椒をふりオーブンで焼きます。生食用ほうれん草とサーモン、ザジキソースをピタパンに挟みます。
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