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ほっとするイタリアの家庭料理「インボルティーニ」
インボルティーニはイタリア語で、巻く、包むという意味で、文字通り肉や魚、野菜にニンニク、トマト、ドライフルーツ、チーズ、パン粉などさまざまな食材を混ぜて巻き込み、煮たり、オーブンで焼いたりする料理です。イタリアでは地方により実に多種多様のインボルティーニがあり、家庭料理の定番だとか。また、地方によって呼び名も変わるそうです。
イタリア料理が食生活に定着している日本では、インボルティーニは暖かく受け入れられる料理のひとつですね。ワインも進みそうです。
それでは、インボルティーニのアレンジレシピをご紹介します。
1.茄子のインボルティーニ
茄子を縦に薄切りにし油を塗った天板に並べ、両面にオリーブオイルをかけ塩、胡椒をふります。190℃のオーブンで30〜35分焼きます。ボールにリコッタチーズ、パン粉、ペコリーノロマーノチーズ、刻んだ生のバジルの葉、レモン汁、塩を入れ混ぜ、焼いた茄子にのせ巻きます。トマトソースを入れたスキレットに並べ、5分程煮込みます。スキレットをオーブンに入れチーズに火が通り、茄子に焦げ目がつくまで5分程ブロイルします。パセリとペコリーノロマーノチーズをふりかけます。
2.チキンとプロシュートのインボルティーニ
ボールにリコッタチーズ、塩、胡椒、パルメザンチーズ、ニンニク、パセリ、タイム、バジルを入れ混ぜ、薄く広げた鶏肉にのせ巻きます。オリーブオイルをかけ、プロシュートで巻きます。オリーブオイルを入れたスキレット(オーブン対応のもの)にチキンを入れ中火でで4〜6分、途中で裏返し焼きます。その後、200℃のオーブンに入れ12〜15分焼きます。チキンを取り出し、スキレットに白ワインとバターを入れ煮詰め、ソースを作りチキンにかけます。
3.ズッキーニとリコッタ、コーンのインボルティーニ
ボールに水をきったリコッタチーズ、コーン、ロマーノチーズ、モッツァレラチーズ、生食用ほうれん草またはバジル、ニンニク、塩、胡椒、卵を入れ混ぜます。ズッキーニを薄切りにし両面にオリーブオイルをつけて軽く焼き、チーズのミックスをのせ巻きます。天板にトマトソースを入れ、ズッキーニを並べ、お好みで上にも少量のトマトソースをのせ175℃のオーブンでチーズに火が通るまで15分焼きます。
4.チキン、モッツァレラ、バジルのインボルティーニ
鶏胸肉を叩いてうすく伸ばしバジルソースを塗ります。モッツァレラチーズを薄い棒状に切り胸肉の端にのせきつめに巻き、塩、胡椒し爪楊枝でとめます。オリーブオイルを入れたフライパンを中火にかけ、胸肉を転がしながら全体に5分焼き、耐熱容器に移し82℃のオーブンでで10〜15分焼きます。
5.茄子とスパゲッティのインボルティーニ
茄子を薄切りにし、オリーブオイルを塗り軽くグリルで焼いておきます。スパゲッティを茹で、トマトソースで和えます。スパゲッティを茄子に乗せ巻きます。トマトソースとパルメザンチーズを上からふります。
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