ライター : 塚本 晴香

管理栄養士 / webライター

フランスの伝統菓子「クラフティ」とは?

クラフティとは、タルト生地に卵や生クリームで作るアパレイユを流し、さくらんぼをたっぷり入れて焼き上げるフランス菓子のこと。フランスでは、旬の時期はさくらんぼが使われますが、りんごや洋梨を使ったクラフティも人気ですよ。

クラフティの発祥

フランス中部の内陸部に位置するリムーザン地方で「クラフティ」は生まれました。起伏に富んだ高原地帯でパリからは400kmの距離にあります。リムーザン地方は、穀物や栗、豚、羊、さくらんぼ、りんごなどが豊富に採れるそうですよ。

タルトとの違い

タルトはザクザク食感のクッキー生地に、アーモンドクリームを流して焼き上げるお菓子のこと。一方で「クラフティ」は、牛乳や卵で作ったやわらかめの生地を、タルト生地に流し焼き上げるお菓子です。プリンのような風味でモチっとした食感を楽しむことができますよ。

また、タルト生地は使わず、アパレイユを焼き上げるだけのものなど地域によってもクラフティのスタイルはさまざま。この記事では、タルト生地を使わず手軽に作れるレシピをご紹介します。

クラフティの人気アレンジレシピ8選

1. オレンジのクラフティ

オレンジの風味がさわやかなクラフティです。ココットに入れれば、ひとり分から楽しめるので、おもてなしやプレゼントにもぴったりですよ!焼き上がりに、ホワイトキュラソーを使用したシロップを塗れば、ちょっぴり大人な風味に仕上がります♪

2. 甘酸っぱい!ブルーベリーとクリームチーズのクラフティ

ブルーベリーを使う見た目も鮮やかなクラフティのレシピです。クリームチーズのまろやかさとブルーベリーの風味がぴったりの組み合わせ♪ ヨーグルトが入っているので後味もさっぱり。ブレンダーやミキサーを使用すれば、とっても簡単に作れますよ。

3. パイ生地でサクサク♪ たっぷりいちごのクラフティ

タルト生地がサクサクでおいしい、いちごのクラフティです。冷凍のパイシートを使うので、お手軽にタルト生地を作ることができますよ。たっぷりいちごをのせて焼けば、甘酸っぱいさがたまらないひと品に。仕上げに、粉砂糖をたっぷりかけて召し上がれ♪
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