ライター : chika

管理栄養士 / 公認スポーツ栄養士 / 調理師

旨味凝縮「干し野菜レシピ」で食卓に彩りを♪

Photo by akiyon

干し野菜とは、カットした野菜を日光に当てながら干して水分を飛ばしたもの。

水分が抜けることで生の野菜に比べて長期保存可能になります。また、素材本来の甘味や旨味はギュッと濃縮!野菜の青臭さや特有の香りは弱まるので、野菜が苦手な方もおいしく食べられますよ。

水分が少ない分、味が染み込みやすくなるため、煮込み時間が短縮できるのも嬉しいポイント。干し野菜から出るだしの旨味を活かし、少ない調味料で料理をおいしく仕上げられます。

干し野菜を作るメリット

  1. 野菜を長期保存できる
  2. 野菜の甘味、旨味が凝縮する
  3. 味が染みやすく時短調理ができる
干し野菜の作り方はこちら▼

【副菜】干し野菜のおすすめレシピ

1. やさしい味わい。干し野菜のピクルス

干し野菜と根菜を干しあんずの甘味を活用するピクルス液に漬けましょう。水分を飛ばした干し野菜を使用することで、ピクルス液が薄まる心配はなし。素材の旨味たっぷりで、やさしい味わいを堪能できます。パプリカ、カリフラワーなどお好みの野菜でアレンジしてみてもいいですね。

2. シンプルでおいしい。干し野菜のラタトゥイユ

セミドライ状態の干し野菜を使用するラタトゥイユレシピです。水分が少ない干し野菜は味が染み込みやすいため、短時間の煮込みでOK!干し野菜に旨味がギュッと凝縮されているので、シンプルな調味料で仕上げましょう。野菜本来のおいしさにほっと落ち着く、味わい深いひと品です。

【メイン】干し野菜のおすすめレシピ

3. やみつきおかずを簡単に。干し大根のバタポン煮

味染み染みがおいしい大根の煮物。生の大根だと時間がかかりますが、干し大根を使用するとあっという間にできあがります。エリンギとベーコンの旨味を含むだし汁が染み込み、一度食べたらハマること間違いなし。ほんのりバターが香るポン酢しょうゆベースの味付けも絶品です。

4. 素材の甘味がおいしい。干し野菜のシチュー

干しかぼちゃの甘味がじんわりと広がり、ほっとあたたまるひと品です。鶏むね肉はお好みのスパイスで下味をつけましょう。豆乳と野菜のまろやかでやさしい味わいのアクセントになります。にんじんやさつまいも、キャベツなど、いろいろな野菜で作ってみてくださいね。

5. コクと旨味広がる♪ 干し野菜の和風グラタン

バターが香る干し野菜、甘辛い高野豆腐のそぼろ、コクのあるチーズの組み合わせがおいしい絶品グラタンです。ポイントはそぼろの味付けに使用する白みそ。ほどよい甘さとまろやかな塩味で、野菜とチーズの旨味をうまくまとめてくれます。ぜひ、あつあつで召し上がりください♪
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