6. きんかん

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きんかんは、名前に「ん」がふたつ含まれる柑橘類です。小ぶりな実にさわやかな香りと甘酸っぱさがあり、皮ごと食べられるのが特徴。冬に旬を迎える果物のひとつです。

昔からきんかんは喉をいたわる食材として親しまれてきました。冬至には、季節の果物としてそのまま味わったり甘露煮にしたりして楽しむのがおすすめです。
おすすめの食べ方ポイント
生のままよく洗って、甘さとほどよい苦みを味わう
きんかんの甘露煮甘酸っぱさを生かした冬の保存食
きんかんのはちみつ漬けお湯で溶いて香りを楽しむ絶品アレンジ

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

稲吉永恵

きんかんは、色づきがよく、皮に張りとツヤがあるものを選びましょう。皮が薄く乾燥しやすいため、保存するときはキッチンペーパーに4〜5個まとめて包みポリ袋に入れて冷蔵庫へ。食べる前に流水で丁寧に洗い、皮ごと楽しんでください。

7. かんてん

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かんてんも「ん」がつく食べ物です。海藻から作られる食品で、煮溶かして冷やすと固まる性質があります。つるんとした食感が特徴で、デザートから料理まで幅広く使えますよ。

冬至の食卓では、食後のデザートに寒天を使う和菓子を用意してはいかがでしょう。あずきと組み合わせれば、縁起食材を一緒に楽しめます。
おすすめの食べ方ポイント
あんみつ寒天とあずきの組み合わせを楽しめる
ようかん寒天とあんこを使って作る和菓子は、冬至のお茶請けにぴったり
フルーツ寒天季節の果物や缶詰を使い彩りよく仕上げよう

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

稲吉永恵

粉寒天は、商品に記載された分量の水に加えて煮溶かすのが基本です。溶かし方や分量によって固まり方が変わるため、パッケージの表示を確認しましょう。寒天液は冷えると固まり始めるので、果物を加える場合は手早く作業するのがコツです。

8. こんにゃく

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こんにゃくは、「ん」がつく縁起食材のひとつです。地域や家庭によっては、こんにゃくを食べて体の中をきれいにするという意味を込める風習もあります。

味が染み込みやすく、煮物やおでん、田楽などに使いやすい食材です。さまざまな料理に取り入れやすいのもうれしいポイントです。
おすすめの食べ方ポイント
こんにゃくの煮物だしやしょうゆの味を含ませる
こんにゃく田楽甘みのあるみそだれをかけて楽しむ
けんちん汁れんこん、にんじんなど根菜と合わせて具だくさんに

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

稲吉永恵

こんにゃくは、表面に切り込みを入れたり、スプーンでちぎったりすると味が染み込みやすくなります。アク抜きが必要かどうかは商品によって異なるため、パッケージの表示を確認してから調理しましょう。

9. あずき

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あずきは「ん」がつく食べ物ではありませんが、冬至に食べられる縁起食材のひとつです。赤色には邪気を払う力があるとされ、昔から厄除けや健康を願う行事食に用いられてきました。

冬至に食べる料理として知られるのが小豆かぼちゃ。かぼちゃとあずきを一緒に煮ることで、ふたつの縁起食材を味わえます。地域によっては「いとこ煮」と呼ばれる料理として親しまれています。
おすすめの食べ方ポイント
小豆かぼちゃ冬至の定番。甘く煮ても、しょうゆで味付けしてもおいしい
ぜんざい温かいあずきの甘みを楽しめる
小豆粥あずきと米を一緒に煮て作る、やさしい味わいのお粥

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

稲吉永恵

手軽に作りたいときは、ゆであずきの缶詰やレトルトパックを活用するのもおすすめです。小豆かぼちゃに使う場合は、甘さを調整しながら煮るとかぼちゃ本来の甘みが楽しめます。

10. ゆず

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冬至の風習として、食べ物と合わせて覚えておきたいのがゆずです。ゆずは冬に旬を迎える香りのよい柑橘類。冬至にはゆず湯に入る習慣があり、無病息災や健康を願って親しまれています。

ゆず湯は、ゆずの香りを楽しみながら温まる冬の風物詩です。「冬至」と「湯治」、「ゆず」と「融通が利く」をかけた語呂合わせが由来のひとつとして伝えられています。ゆずは料理にも使いやすく、皮は薬味に使い果汁はポン酢しょうゆやドレッシングにするのがおすすめです。
おすすめの楽しみ方・食べ方ポイント
ゆず湯香りを楽しみながら、ゆっくり温まる
ゆず茶ゆずの香りを温かい飲み物で楽しむ
ゆずポン酢鍋料理や焼き魚に爽やかな風味をプラス

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

稲吉永恵

ゆず湯をするなら、ゆずを丸ごと浮かべる方法がもっとも簡単で風情があります。ゆず湯では肌への刺激を感じることがありますが、丸ごとなら肌への刺激を最小限に抑えられますよ。肌が敏感な方や小さな子どもは様子を見ながら利用し、刺激を感じたらすぐに入浴をやめましょう。

冬至の食べ物を取り入れて、寒い季節を元気に過ごそう

冬至には、「ん」のつく食べ物を食べて運気を呼び込むという風習があります。かぼちゃをはじめ、れんこん、にんじん、ぎんなんなど、身近な食材でも冬至らしい食卓を楽しめますよ。

またあずきには邪気を払うという意味が込められ、小豆かぼちゃは冬至の行事食として親しまれています。ゆず湯に入って温まるのも、この時季ならではの楽しみ方です。すべての食材を一度にそろえる必要はありません。かぼちゃの煮物を作る、うどんに根菜を加える、食後にきんかんを味わうなど、取り入れやすい方法で十分。

今年の冬至は、食べ物に込められた願いや昔ながらの風習を楽しみながら、家族や大切な人の健康を願って過ごしてみてはいかがでしょうか。
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