ライター : 両角舞

macaroniクリエイターズ/料理家、フードコーディネーター

ほっこりやさしい味。かぼちゃとあずきのおやきのレシピ

調理時間 25
*生地を休ませる時間は除く
料理家、フードコーディネーターの両角舞です。インスタグラムで料理がもっと好きになる【手をかけレシピ】を紹介しています。手をかけるポイントを知ることで日々の料理を楽しい時間に変えて、料理上手になりませんか?

信州のソウルフード、おやき。小麦粉や蕎麦粉の生地でいろいろな具材を包んで焼いた素朴なおやつです。もともとは冬場の米の代用食として食べられていたため、腹持ちがよく軽食にもなります。

具材のバリエーションはたくさんありますが、電子レンジで作れるかぼちゃの甘煮とゆであずきを使った簡単レシピをご紹介。冷凍しておくと小腹が空いた時に食べられて便利ですよ。

材料(8個分)

手をかけポイント

  1. かぼちゃはものによって水分量や甘みが違うので、様子を見て調味料を加減してください。水っぽい場合は生地が破れやすくなるので、鍋に入れて火にかけて水分を飛ばすと良いです。
  2. 生地は柔らかいので手で伸ばせます。手につく場合は強力粉を少量手のひらにつけると作業しやすいです。

作り方

1.生地を混ぜる

ボウルに粉類と水を入れて箸で混ぜている

Photo by 両角舞

粉類をボウルに入れ混ぜ合わせ、ぬるま湯とサラダ油を加えて菜箸で混ぜる。ひとまとまりになったら手でこねる。
手で生地を混ぜている

Photo by 両角舞

初めは少しベタつきますが、だんだんとまとまりのある生地になってきます。

2.生地を休ませる

ラップで生地を包んでいる

Photo by 両角舞

粉けがなくなったら丸めてラップで包み、常温で30分以上休ませる。

3.かぼちゃを切って加熱する

ボウルに切ったかぼちゃが入っている

Photo by 両角舞

かぼちゃは皮と種を取り除き280g計量する。3センチ角に切り、耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをして600wの電子レンジで5分加熱する。

4.かぼちゃを潰して味付けする

潰したかぼちゃに調味料を加えている

Photo by 両角舞

③をへらなどで潰し、砂糖と醤油を加えてよく混ぜる。粗熱を取り8等分にする。

5.生地で具材を包む

伸ばした生地にかぼちゃとあずきをのせている

Photo by 両角舞

②を8等分して丸め、それぞれ直径10センチ程度に伸ばす。伸ばした生地の中央に④とゆであずき小さじ1をのせ、生地の端を寄せながら包む。先端をつまんで閉じる。
包んだ生地を手にのせている

Photo by 両角舞

休ませた生地は伸びやすくなっているので簡単に包めます。

6.フライパンで焼く

フライパンでおやきを焼いている

Photo by 両角舞

フライパンにごま油大さじ1を熱し、包んだ生地を閉じた面を下にして並べ入れ、中火で両面に焼き色がつくまで焼く。
おやきを焼いているフライパンに水を加えている

Photo by 両角舞

水を加え、ふたをして5分ほど蒸し焼きにする。ふたを開けて水分を飛ばし、パリッと焼き上げる。

おすすめの具材いろいろ

かぼちゃとあずきのやさしい甘さがおやつにピッタリ。1個ずつラップで包んで冷凍しておくといつでも食べられて便利です。

ほかにもおすすめの具材は定番の
・野沢菜をごま油としょうゆで炒めたもの
・切り干し大根の炒り煮
・なすの味噌炒め

また、アレンジレシピとして
・りんごのキャラメリゼ
・スイートポテト
・ツナチーズメルト

などもおいしいですよ。

具材のアレンジは無限なので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
▼両角舞さんのおすすめレシピはこちら

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