ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

とうもろこし「甘々娘」とは

山梨県市川三郷町特産のスイートコーン

甘々娘(かんかんむすめ)とは、山梨県市川三郷町特産のスイートコーンです。旬は5月末から6月下旬で、糖度は15度以上。甘味が強く、生食できるほど粒の皮が薄いのが特徴です。とうもろこしは、収穫後時間の経過と共に急速に甘味も味も落ちますが、甘々娘はほかの品種と比べて、糖度の低下がゆるやかという強みがあるのも大きな魅力。(※1)

甘々娘の選び方

甘々娘は、皮の色が濃い緑色で全体的にふっくらしているものがおすすめです。ひげが褐色のものが、よく熟していますよ。甘々娘は市場にはあまり出回りません。購入したい場合は、直売所や通販などで手に入れましょう。(※2)

ITEM

山梨県市川三郷町大塚産 甘々娘

¥4,480〜

産地:山梨県市川三郷町 重さ:3kg

※2025年6月9日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

甘々娘の保存方法

とうもろこしは鮮度が命です。できるだけ早く食べるのがおすすめです。生のまま保存する場合は、皮付きのままキッチンペーパーで包みポリ袋や保存袋に入れて立てた状態で冷蔵庫で保存するか、1本ずつラップで包んでフリーザーバッグに入れて冷凍します。ゆでたらまるごとラップで包んで冷蔵保存するか、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。(※2)

野菜ソムリエおすすめの食べ方1「シンプルに蒸す」

Photo by 稲吉永恵

甘々娘のイチオシの食べ方はシンプルに蒸す方法です。糖度が高く粒の皮がとてもやわらかいので、ひと口かじればジューシーで甘い果汁が溢れ出ます。おいしく蒸すコツは、中弱火でじっくり蒸すこと。ふっくらとして甘味と旨味が増しますよ。

【材料】
とうもろこし

【作り方】
1. とうもろこしを切る
2. 鍋の底から5cmほど水を入れて、とうもろこしをせいろに並べる
3. 蓋をして鍋を強火にかけ、沸騰したら中弱火にして10分蒸して完成

野菜ソムリエおすすめの食べ方2「焼きとうもろこし」

Photo by macaroni

シンプルでそのまま蒸すだけでも絶品ですが、焼きとうもろこしも格別のおいしさです。有塩バターとしょうゆの塩気が、甘々娘の強い甘味を引き立ててくれますよ。とうもろこしは、薄皮を1〜2枚残してからラップで包んで電子レンジで加熱すると風味がキープできます。

【材料】
とうもろこし、バター(有塩)、しょうゆ

【作り方】
1. とうもろこしをラップで包み、レンジ600Wで3分加熱する
2. とうもろこしを8等分に切ってアルミホイルを敷いた天板にのせ、しょうゆをはけで塗り、バターを塗る
3. 180℃のトースターで3〜5分ほど焼いて完成
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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