ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

レンジで簡単!オクラとえのきの梅肉和え

Photo by 稲吉永恵

調理時間 5
野菜ソムリエ直伝のオクラとえのきの梅肉和えです。火を使わずに5分で仕上がる簡単時短レシピですよ。オクラの緑色、えのきの白色、梅干しの赤色の彩りが美しく、食卓が華やぎますよ。ポイントは梅干しを叩いて作る梅だれ。旨味と甘味の調和が絶妙で、最高の箸休めになります!

材料(2人分)

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オクラとえのきの梅肉和えを格上げする3つの秘訣

  1. ふんわりラップをかけてのレンジ加熱で食感よく!
    耐熱ボウルにオクラとえのきだけを入れるときは、火の通りやすいえのきだけを下にしておくのがポイント。ラップをふんわりかけることで、蒸気が逃げやすくなり加熱ムラを防げます。加熱時間は、電子レンジ600Wで2分。500Wの場合は2分24秒ほど加熱します。加熱しすぎると食感が悪くなるため、火の通りを確認し足りない場合は30秒ずつ追加してください。
  2. 絶品梅だれで味がピタリと決まる!
    梅だれは、梅干し選びが味に大きく影響します。お家にある梅干しの塩分濃度や酸味によって調味料を調整する必要がありますよ。塩分が高い梅ならしょうゆを減らし、甘味が少なかったり酸味が強かったりしたら砂糖やみりんを足すとよいです。はちみつ梅のように甘さのある梅干しを使う場合は砂糖を減らしてください。市販の梅肉ペーストを使う場合も味見をして調味料を調整しましょう。
  3. 加熱後のポイント3つで水っぽさゼロ
    電子レンジ加熱した野菜から出る水分は、味がぼやける原因になります。もし加熱後の野菜から余分な水分が出ている場合は、キッチンペーパーで軽く押さえたり底に溜まった水分を捨てたりしてください。

    野菜と梅だれは、粗熱を取ってから和えます。ほんのり温かいときに全体をさっくり混ぜ合わせると、味がしっかり絡んでなじみますよ。

    最後にかつおぶしを加えるとにじみ出る水分を吸い、旨味もプラスできるので、旨味が凝縮された水っぽくない仕上がりになります。

作り方

1.梅肉だれを作る

梅干しを包丁で叩く様子

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梅干しは種を外して包丁で細かく叩きます。
器に入れた調味料と梅肉を混ぜる様子

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器に調味料と梅肉を入れて混ぜておきます。

2.オクラを板ずりしえのきだけはカットする

オクラを板ずりする様子

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オクラに塩をふり、まな板の上で転がして板ずりします。サッと塩を洗い流してから、水気を拭きます。

※オクラは板ずりすることで、うぶ毛が取れて口当たりがよくなり鮮やかな緑色もキープできます。
オクラのガクをむく様子

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ヘタの先の硬い部分を切リ、ガクをむきます。

※硬いヘタをぐるりと囲むガクをそぐようにむくことで、ヘタに近い部分もおいしく食べることができます。
半分にカットしたオクラ

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オクラを半分にカットします。
えのきだけをカットした様子

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えのきだけは、下のおがくずが付いた部分から1cmほどの場所をカットして3等分します。
えのきだけをほぐす様子

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えのきだけをバラバラにほぐしておきます。

3.耐熱ボウルに入れてレンジ加熱する

耐熱ボウルにえのきだけとオクラをのせたもの

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耐熱ボウルに、まずえのきだけを入れてからオクラをのせます。
えのきだけとオクラは入ったボウルにラップをして電子レンジにかける様子

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ラップをしてから電子レンジ600Wで2分加熱します。
オクラとえのきだけをほぐす様子

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ラップを外して全体をほぐし、えのきだけに全体的にしんなりして火が通っているか確認します。ここで水分が出ている場合は、キッチンペーパーで軽く押さえたり底に溜まった水分を捨てたりしてください。

※余分な水分を取り除くことで水っぽくなるのを防げます。

4.和える

梅だれをオクラとえのきだけにかける様子

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粗熱が取れたら1をまわしかけてさっくり和えます。

※粗熱が取れてから混ぜると、仕上がりの色がきれいです。全体を大きくさっくりと混ぜるとオクラやえのきだけの形を崩さず味がなじみます。
オクラとえのきだけにかつおぶしを加えて和える様子

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かつおぶしを加えて全体を混ぜて完成です。

※かつおぶしを加えることで、にじみ出た水分を吸わせ水っぽくなるのを防げ、旨味も増します。

もっとおいしく!オクラとえのきの梅肉和えアレンジ術

風味をプラス。おすすめ薬味(ごま・刻み海苔・みょうが・大葉)

ごまや刻み海苔、みょうが、大葉を加えると、手軽に風味や彩りをプラスできます。加えるタイミングは、みょうがや大葉は和えるときと一緒に、ごまや刻み海苔は盛り付け後がおすすめですよ。みょうがは千切りに、大葉は千切りにしたり手でちぎったりして加えましょう。

食感を変える。ちょい足し食材(豆腐・長芋・ツナ缶)

豆腐や長芋、ツナ缶を加えると、基本のネバネバ・シャキシャキ食感に異なる食感やボリューム感を加えることができます。豆腐を加えるときは、木綿豆腐でも絹豆腐でも水切りして水っぽくなるのを防ぎましょう。1〜1.5cm角にカットして和えるとふんわりツルンッとやさしい味わいになりますよ。

長芋は切り方によって食感が変わります。角切りにするとシャリッとした食感になり、食べごたえアップ。すりおろして加えるととろ〜っとしてスルスル食べられるので夏場におすすめです。ツナ缶は油切りをして加えましょう。旨味とコクが増しますよ。まろやかになり、梅干しが苦手な方や子供も食べやすくなります。

お酒に合う。おつまみ向け味変(ラー油・七味・柚子こしょう)

おつまみとして楽しむなら、ラー油や七味唐辛子、柚子こしょうを加えてみてください。ラー油はピリッとした中華風な辛味と風味をプラスできます。仕上げに回しかけるのがおすすめですよ。七味をふると、唐辛子の辛さと豊かな香辛料の風味が加わります。こちらも食べる直前にかけるとよいです。

柚子こしょうは、ピリリッとさわやかな辛味と柑橘の香りを感じられます。梅とも相性がよいので、梅だれに直接加えるとGOOD。加える量は少量から試すようにしましょう。辛味は好みが分かれるため、加えすぎに注意してください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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