栄養情報(1人あたり)
肉じゃががおいしく仕上がるポイント!
- じゃがいもは男爵を使うと、ほくほくで味しみ◎
メークインよりも煮崩れやすいけど、男爵のほうが柔らかく、しっかり味がしみこみます。 - 脂身は適度なものを選ぶ
脂身が多いと風味がくどく仕上がってしまうので、適度な脂身でちょうどいい旨味の肉じゃがに仕上がります。 - 落とし蓋+煮詰めでしっかり味しみ!
落とし蓋で煮汁が全体に回り、最後は蓋を外して煮詰めることで、味がギュッと染み込みます。 - 混ぜるときは“底からそっと”
ゴロッとした具材が多いので、勢いよく混ぜると崩れやすいです。木べらや耐熱のスプーンで、鍋底からふんわり返すように混ぜてください。
下ごしらえ
じゃがいもの選び方
じゃがいもは煮崩れしにくいメークインより、味しみがよく、ほくほくの男爵芋がおすすめです。
どうしでも煮崩れが心配という方はメークイーンを使用してください。
牛肉の選び方
牛肉は2枚目の写真のように、赤く、脂身が多くない適度のものを選ぶとちょうどいい旨味の肉じゃがに仕上がるのでおすすめです。
作り方
1
じゃがいもの皮をむき、3~4㎝角ほどの大きさに切ります。
2
玉ねぎは芯を切り落とし、8等分のくし切りにします。
3
にんじんは2〜3cm程度の小さめの乱切りにします。
※にんじんは小さめに切ることで、風味を邪魔せず全体のバランスがよくなります。
4
いんげんは筋を取り、4〜5cm幅に切ります。
5
しらたきは長さを1/3に切って、熱湯でさっと1分ほど下ゆでしてから、ざるに上げます。
※アクぬき不要のものでも、下ゆですることでさらに味が染み込みやすくなるので、下ゆでするのがおすすめです。
6
牛肉は大きい場合は食べやすい大きさに切ります。
※細切れ肉の場合でも大きいものが入ってることがあるので、食べやすい大きさに切ってください。
7
鍋にサラダ油を引いて中火に熱し、じゃがいも・玉ねぎ・にんじんを入れて、野菜の表面が透き通るまで炒めます。
8
水、酒を加えて沸騰したら、牛肉をほぐしながら広げ入れます。
※牛肉が固まらないように箸で広げるようにほぐしてください。
9
再度沸騰したらアクを取り除きます。
10
しらたきを加えて全体に広げます。
11
じゃがいもに7割程度火が通ったら、みりん・砂糖を加えて5分ほど煮ます。
※この時点ではじゃがいもに完全に火が通ってなくて大丈夫です。1/3〜半分ほど串がさせるようになるまで煮てから、みりん・砂糖をくわえてください。
12
しょうゆを加えて全体をやさしく混ぜたら、落とし蓋をして弱中火で7分ほど煮ます。
13
串を大きめのじゃが芋に刺して火通りを確認します。
※硬ければ弱火で1~2分追加で加熱してください
14
具材を潰さないように、底から混ぜてください
15
そのまま煮汁が1/2量ほどになるまで煮ます。
※途中で2回ほどやさしく混ぜ返してください。
16
落とし蓋を外し、さやいんげんを煮汁に沈めて2分ほど煮ます。
17
器に盛り付けたら完成です。
よくある質問
A. 一般的に東日本では豚肉、西日本では牛肉が多く使われています。豚肉は肩肉やバラ肉、豚こま肉など薄く切られたものがおすすめで、短時間で味がしみこみやすく硬くなりにくい特徴があります。牛肉はこま肉や薄切り肉が柔らかく味が染み込みやすいです。
A. 肉じゃがは粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は冷蔵で2~3日を目安にお早めにお召し上がりください。また、環境によって保存期間に差が出る場合があります。匂いや味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら食べるのをやめてください。
A. 人気のアレンジレシピには、コチュジャンを加えた韓国風、カレー粉を使用したスパイシーな味付け、塩バター味、トマトを加えた洋風味、あんかけ肉じゃがなどがあります。基本の味付けを変えるだけで、様々なバリエーションを楽しむことができます。