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栄養豊富な「きくらげ」は食べ過ぎと食中毒に注意!
きのこの一種であるきくらげは、食物繊維やビタミンD、カリウムが豊富です。しかし食べ過ぎてしまうと、栄養の過剰摂取による症状が出ることが。食中毒のリスクもあり食べ方に注意が必要です。きくらげを安全に楽しめるように、一日の目安量や食べ方、保存方法などを知っておきましょう。
きくらげを食べるときの注意点と対策
- 食べ過ぎ注意!一日の目安量は乾燥で3g、生で50g
- 食中毒対策として必ず加熱して食べることが大切
きくらげの栄養については下記をチェック▼
きくらげの食べ過ぎによるリスク・症状
きくらげの栄養 | 過剰摂取による症状 |
---|---|
食物繊維 | 便秘、お腹のはり |
ビタミンD | 高カルシウム血症(便秘、吐き気、腹痛など) |
カリウム | 高カリウム血症(手足のしびれ、心電図の異常など) |
きくらげの食物繊維のおよそ9割は不溶性の食物繊維です。摂り過ぎは便秘やお腹のはりを引き起こす可能性があります。
ビタミンDを多く摂り続けると、高カルシウム血症となり便秘や吐き気、腹痛などが起きるおそれが。しかし、きくらげを極端に多く食べ過ぎなければ、ビタミンDの過剰になる心配はありません。カリウムの過剰摂取になるおそれも低いですが、腎機能が低下している人は食べ過ぎに注意が必要です。(※1,2,3,4,5,6,7,8)
ビタミンDを多く摂り続けると、高カルシウム血症となり便秘や吐き気、腹痛などが起きるおそれが。しかし、きくらげを極端に多く食べ過ぎなければ、ビタミンDの過剰になる心配はありません。カリウムの過剰摂取になるおそれも低いですが、腎機能が低下している人は食べ過ぎに注意が必要です。(※1,2,3,4,5,6,7,8)
きくらげの食中毒リスク・症状
きくらげを食べるときは食中毒に注意が必要です。東京都の調査で、乾燥きくらげから「サルモネラ菌」が検出されたとの報告があります。サルモネラ食中毒の主な症状は、腹痛や下痢、発熱、嘔吐などです。食中毒対策のため、きくらげは75℃以上で1分以上加熱しましょう。(※9,10)
乾燥きくらげの安全な食べ方と注意点
食べる量は一日3gを目安にする
乾燥きくらげは一日3g(3個)を目安にしましょう。20~50代の食物繊維の摂取量は、目標の摂取量に比べて男性が2.8g、女性が2.1g不足しています。およそ3gの乾燥きくらげを食べると、不足分の食物繊維を補えますよ。(※1,11,12,13)
水またはぬるま湯で戻す
水の場合は容器に乾燥きくらげと浸るくらいの水を入れて、冷蔵庫で6~8時間保管しましょう。時間をかけてゆっくり戻すことで、生きくらげのようなプリプリ感を味わえます。
短時間で戻したい場合はぬるま湯を使うのがおすすめです。40℃ほどのぬるま湯に乾燥きくらげを浸すと、20分程度で調理に使えるやわらかさに戻ります。
きくらげの戻し方は下記もチェック▼
短時間で戻したい場合はぬるま湯を使うのがおすすめです。40℃ほどのぬるま湯に乾燥きくらげを浸すと、20分程度で調理に使えるやわらかさに戻ります。
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