ライター : ふみのて

管理栄養士 / ライター

ベーコンの代用に使える食材は?

Photo by 菅 智香

ベーコンの代用に使える食材には、塩豚やハム、豚バラ肉やウインナーソーセージなどがあります。ベーコンのように塩気や脂身があり、旨味が強いものがおすすめです。味わいが足りないときは調理法をひと工夫すれば問題ありませんよ。

ここからはおすすめの食材を7つご紹介します。ベーコンらしく仕上げるコツもお伝えするので、ぜひチェックしてくださいね。

1. 添加物が気になる人に。塩豚

塩豚は豚のブロック肉に塩やスパイスなどをすり込み、蒸したり焼いたりして作る保存食です。ベーコンと同じ豚バラ肉を使うことが多いので、肉質や脂身の味わいが似ています。

塩豚を薄くスライスしてフライパンでじっくりと焼き、パスタやソテーに使うのがおすすめです。脂身のジューシーな旨味がベーコンそっくり。厚めに切ってスープなどの煮込み料理にすれば、塩豚のホロホロ食感と濃厚なだしを堪能できますよ。

塩豚の作り方はこちら▼

2. 焼くとそっくり!? 生ハム

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生ハムは豚肉を調味料や香辛料とともに塩漬けにし燻製したもので、製造工程がベーコンと似ています。ベーコンよりも脂身が少なくあっさりとしているため、オリーブオイルやバターなどでじっくりソテーするとコクがアップしますよ。BLTサンド風にパンに挟んで召し上がれ♪

オーブンでパリパリに焼きサラダにトッピングすれば、食感も風味も楽しいひと品に。塩分が強めなので、ほかの調味料とのバランスを調整してくださいね。

3. 調理法がポイント!豚バラ肉

Photo by 菅 智香

ベーコンと同じ素材であるスライスの豚バラ肉は、塩とお好みのスパイスを揉み込み冷蔵庫で熟成させるとパンチェッタ風に大変身。3日目あたりからほどよく水分が抜け、旨味が凝縮されます。

時間がないときは、塩分をやや強めにして数分置くだけでもベーコンに似た風味を出せますよ。そのままじっくりソテーし、出てくる脂でパスタやチャーハンを作れば絶品です。旨味の濃いだしが出るので、スープの具材にももってこい。

パンチェッタの作り方はこちら▼

4. 食べごたえしっかり。豚こま肉

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ベーコンよりも脂身が少ない部位である豚こま肉。上記の豚バラ肉と同様に、塩と香辛料を揉み込み時間をおいてから調理するのがポイントです。ベーコンのようなコクと旨味がうまれ、ジャーマンポテトや野菜炒めにうってつけ。

ソテーするときは、やや多めの油で揚げ焼きにしたり、バターを加え味に深みを出したりするのがおすすめです。お財布にやさしい豚こま肉は、料理に惜しみなく使えボリューミーに仕上がるのが嬉しいですね。

5. オイル漬けがおすすめ。ツナ缶

ベーコンの代わりにツナ缶を使うときは、オイル漬けのもがおすすめです。ツナの旨味が凝縮されたオイルには、ベーコンの脂のような旨味がたっぷり。パスタやチャーハンなど、オイルごと調理するメニューにうってつけです。

クリーミーな料理とも相性がよいので、グラタンやオムレツにぴったり。ツナはベーコンに比べて塩分が控えめなので、塩や調味料で味を調えてくださいね。

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