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米粉は体に悪いとは言い切れない
米粉は米を粉砕して作られた粉で、うるち米やもち米の白米を原料としたもの、玄米を原料としたものなどさまざまです。小麦粉にはグルテンというたんぱく質の一種が含まれ、体質によってはアレルギー源となるおそれがあります。
米粉にはグルテンが含まれず、「ノングルテン・グルテンフリー食材」として小麦アレルギーがある方の代用品としても使われているため、一概に体に悪いとは言い切れません。(※1)
米粉にはグルテンが含まれず、「ノングルテン・グルテンフリー食材」として小麦アレルギーがある方の代用品としても使われているため、一概に体に悪いとは言い切れません。(※1)
米粉が体に悪いと言われてしまう理由
米粉が体に悪いとされる理由
- 糖質が多いため
- 米粉パンに添加物が含まれることがあるため
- 米のアレルギーがあるため
糖質が多いため
米粉には100gあたり81.3gの糖質が含まれます。米粉を料理に少量使う程度では食べ過ぎにはなりにくいです。
しかし、米粉のパンや菓子にして食べる場合は副材料に砂糖も使われることから、食べ過ぎることで糖質の摂り過ぎにつながるため注意しましょう。(※2)
しかし、米粉のパンや菓子にして食べる場合は副材料に砂糖も使われることから、食べ過ぎることで糖質の摂り過ぎにつながるため注意しましょう。(※2)
米粉パンに添加物が含まれることがあるため
小麦粉を使ったパンは小麦に含まれるグルテンが、生地の弾力や粘りのもとになっています。米粉にはグルテンが含まれないことから、小麦粉のパンのように膨らませるために小麦グルテンや増粘剤を添加する場合があるのです。
米粉が体に悪いと言われてしまった理由は、米粉パンに添加物が入れられていることが多く、添加物が体に悪いと思われたためと考えられます。(※1,3)
米粉が体に悪いと言われてしまった理由は、米粉パンに添加物が入れられていることが多く、添加物が体に悪いと思われたためと考えられます。(※1,3)
米のアレルギーがあるため
米粉が体に悪いと言われた理由として、米のアレルギーが考えられます。米のアレルギーは軽度から重度までさまざまで、そのときによって変化するため、軽いときと重いときと症状に差があるようです。ほとんどの場合は2時間以内に皮膚、消化管、心血管系、気道などに症状が現れます。
また、調理済み、未調理関係ないとされるアレルギーです。米粉を食べて異常が見られたら医療機関を受診しましょう。(※4)
また、調理済み、未調理関係ないとされるアレルギーです。米粉を食べて異常が見られたら医療機関を受診しましょう。(※4)
米粉と小麦粉の違い|体に良いのはどっち?
米粉 | 小麦粉 | |
エネルギー | 356kcal | 349kcal |
糖質 | 81.3g | 73.3g |
グルテン | 含まれない | 含まれる |
吸油率 | 油を吸いにくい | 油を吸いやすい |
価格 | 少し高い | 比較的安い |
小麦粉と米粉を比較すると、エネルギーと糖質は小麦粉のほうが少ないです。エネルギーや糖質を控えたい場合は、少しの差ですが小麦粉を選びましょう。
一方米粉は油を吸いにくい性質があり、揚げ物ではサクサク感が長続きし、油を摂る量を控えられます。
また、米粉は消化が良いのも特徴です。油の量を控えたい、胃もたれしやすい方は米粉を選ぶと良いでしょう。どちらが一概に良いとは言えないため、自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
一方米粉は油を吸いにくい性質があり、揚げ物ではサクサク感が長続きし、油を摂る量を控えられます。
また、米粉は消化が良いのも特徴です。油の量を控えたい、胃もたれしやすい方は米粉を選ぶと良いでしょう。どちらが一概に良いとは言えないため、自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
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