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実は間違っているのかも。お米の炊き方のNG行為とは?
お米が品薄になっています。せっかく買えたお米も、炊き方が間違っているとおいしくなくなってしまうことも。まずはいつもの炊き方が間違っていないか、NGポイントをチェックしてみましょう。そのうえでお米の正しい炊き方について詳しくご紹介しますので、ぜひお試しください。
NG例1. 力を入れて研ぐ
ぬかを十分に取り除くかどうかが、ごはんの味を左右します。しかし、手のひらでギュッギュッと力を入れて研ぐのはNG。お米が割れる原因になって、食感を損なってしまいます。精米技術が進んで最近のお米はぬかが少ないため、やさしく研げば大丈夫です。
NG例2. 水が透明になるまで研ぐ
お米を洗うとき、水が透明になるまですすぎを繰り返すのはNGです。お米の栄養やおいしさまで必要以上に流れてしまいます。お米を洗ったあとのすすぎは、3~4回で十分です。水が多少濁っていても気にしなくてOK!
NG例3. ザルで水切りする
お米を洗ったあと、ザルに上げて水切りをするのはNG。お米を研ぐと表面は水を吸っており、ザルに上げることで空気に触れて乾燥するため、お米にヒビが入って割れてしまいます。これが炊き上がりにムラができて水っぽくなる原因に。お米を洗ったあとは、水に浸しておきましょう。
NG例4. 90分以上水に浸す
お米を芯までふっくら炊くためには、十分に水を浸透させることが重要です。ただし、お米は水を含む量に限りがあり、2時間ほどで飽和状態になります。あまり長く浸し過ぎるとでんぷん質が流れ出て、炊き上がりがベチャついてしまうおそれが。
お米を90分以上水に浸すのはNGです。浸水時間は水温によって違ってきますが、夏場は30分、冬場は1時間を目安にしましょう。
お米を90分以上水に浸すのはNGです。浸水時間は水温によって違ってきますが、夏場は30分、冬場は1時間を目安にしましょう。
正しい方法はこれ!お米のおいしい炊き方
お米は手早く洗うことがポイント!最初はボウルに入れたお米にたっぷりの水を注ぎ、軽く汚れを落としてすぐに水を捨てます。あとは3~4回水を替えながら、やさしくリズミカルに洗いましょう。次にお米がふっくらと炊けるように、十分に水分を吸わせます。夏なら30分、冬は60分を目安にして水に浸しておきましょう。
そして重要なのが蒸らし方。ごはんが炊けたら、火を止めてから10~15分間じっくりと蒸らしてください。蒸らしが不十分だとごはんに含まれる水分にムラがあり、ベチャっとしてしまいます。
蒸らしたあとは、できるだけ手早くごはんをほぐしましょう。釜や鍋の底から大きく掘り起こすように混ぜると、全体が空気に触れ余分な水分を飛ばすことができますよ。これで、ふっくらとおいしいごはんに仕上がります。
そして重要なのが蒸らし方。ごはんが炊けたら、火を止めてから10~15分間じっくりと蒸らしてください。蒸らしが不十分だとごはんに含まれる水分にムラがあり、ベチャっとしてしまいます。
蒸らしたあとは、できるだけ手早くごはんをほぐしましょう。釜や鍋の底から大きく掘り起こすように混ぜると、全体が空気に触れ余分な水分を飛ばすことができますよ。これで、ふっくらとおいしいごはんに仕上がります。
お米のおいしい炊き方のコツ
- 力を入れず、やさしく洗う
- 夏なら30分、冬は60分を目安に浸水する
- 水分が均一になるようじっくり蒸らす
- 手早く、底からひっくり返してごはんをほぐす
おいしい炊き方を学んで、お米のおいしさを再発見!
毎日の食卓にごはんは欠かせません。お米が品薄になっているときこそ、おいしく食べなくてはもったいない。この機会に、お米の本当のおいしさを再発見できるかもしれません。ご紹介したおいしい炊き方を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。
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