食べたら甘くない……ハズレの梨を甘くする裏技とは

Photo by 稲吉永恵

せっかく梨を購入したのに、食べたら甘くなかった……ということはありませんか。コンポートにする、ジュースにするなどさまざまな活用法がありますが、もっとも手軽に甘くする裏技をご紹介します。この記事では、同じ梨で裏技を試した方、そのままの方を比較しおいしく食べられるかどうかもレビューしますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

砂糖を使って梨を甘くする裏技

1. 皮をむいてカットする

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梨は皮をむいて食べやすい大きさにカットします。普通サイズであれば8等分程度がおすすめです。

2. 保存容器に入れ砂糖をまぶす

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密封できる保存容器に並べ、砂糖をまぶします。砂糖の量は、梨半分に小さじ2杯程度が目安です。砂糖の種類は、白砂糖やグラニュー糖などクセのないものがよいですよ。

3. 冷蔵庫にひと晩入れる

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蓋をして、冷蔵庫に入れてひと晩おきます。

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ひと晩おくと、梨から水分が出ていることがわかります。

砂糖を使えばおいしく食べられる？味わいを実食レビュー！

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裏技を使わない梨は、甘みが薄くシャリッとした食感です。みずみずしさはありましたが、甘みが少ないため物足りない味わい。そして裏技を使った梨を食べてみると、グッと甘みが増した印象です。

砂糖で甘いという感じはまったくなく、自然な梨のような甘さを楽しめましたよ。また余分な水分が抜け梨の旨みが引き立ったように感じます。食感はシャリッとしたまま。梨のおいしさがワンランクアップしたと思います！

甘くする裏技はほかにも！カルピスやソーダ水を使ってみよう

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砂糖を使う裏技のほかに、「カルピスに漬ける方法」と「加糖のソーダ水に漬ける方法」があります。8等分程度にカットした梨とカルピスの原液、または加糖のソーダ水をフリーザーバッグに入れて冷蔵庫にひと晩おくだけ。カルピスは梨半分当たり30cc程度、加糖のソーダ水は100cc程度が目安です。

実際に食べてみると、カルピスに漬けたほうは甘酸っぱい味がしっかり染みてとても爽やか。まわりは少ししんなりしますが、中はシャキッとしてジューシーです。梨とカルピスは相性抜群で、甘みの足りない梨が一気にデザートになりました！梨を漬けたカルピスも絶品梨ジュースになり、捨てずに飲んでOKですよ。

いっぽうソーダ水に漬けたほうは、薄っすら甘さを感じる程度。食感はカルピスのものと変わりませんが、味わいは物足りないままでした。

検証結果まとめ

方法	分量（梨半分当たり）	甘さ	食感	おすすめ度	味わい
砂糖	小さじ2杯	★★☆	★★★	★★★	中までしっかり甘さが浸透している水分が抜け凝縮された味わい
カルピス	30cc	★★★	★★☆	★★★	カルピスの甘酸っぱい味がしっかり染みている残った漬け汁も絶品
ソーダ水	100cc	★☆☆	★★☆	★☆☆	薄い甘みが表面に付いている味わいにあまり変化なし

甘くない梨は裏技を使うと中までしっかり甘くなる！

購入した梨が食べたらハズレだった……という経験は誰にでもあるはず。ジュースやコンポートなどさまざまな加工方法はありますが、せっかくなら梨そのものを味わいたいですよね。

裏技を使えば、余分な水分が抜けて甘みが凝縮！甘くない梨もおいしくいただけますよ。カルピスを使う方法もお子さんに人気があるので、ぜひ試してみてくださいね。