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梨に含まれる栄養素とは?
梨に含まれる栄養素
- エネルギー源となる「糖質」
- 便通を良くする「食物繊維」
- 塩分の摂り過ぎを調節する「カリウム」
- エネルギーを生産する「アスパラギン酸」
- 虫歯になりにくい甘味料の「ソルビトール」
エネルギー源となる「糖質」
梨は可食部100gあたりに糖質10.4gを含みます。ちなみに8分の1カットしたものを3切れだと114gなので、梨100gはおよそ3切れをイメージすると良いでしょう。
糖質は体にとってエネルギー源となる栄養素。消化吸収されると代謝されてエネルギーに変換されます。とくに脳は糖質が重要なエネルギー源です。(※1,2,3)
糖質は体にとってエネルギー源となる栄養素。消化吸収されると代謝されてエネルギーに変換されます。とくに脳は糖質が重要なエネルギー源です。(※1,2,3)
便通を良くする「食物繊維」
梨の栄養素として、食物繊維も挙げられます。梨100gあたり食物繊維は0.9g含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の2種類がありますが、梨には不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は水分を吸収してふくらみ、腸を刺激してぜん動運動を活発にします。結果的に便通を良くするのに役立ちますよ。(※4,5)
不溶性食物繊維は水分を吸収してふくらみ、腸を刺激してぜん動運動を活発にします。結果的に便通を良くするのに役立ちますよ。(※4,5)
塩分の摂り過ぎを調節する「カリウム」
梨に含まれる栄養としてカリウムも挙げられ、100gあたりカリウム140mgを含みます。
カリウムは人にとって必要なミネラルの一種であり、細胞内液の浸透圧を一定に保つはたらきがあります。また、ナトリウムを体外に排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するうえでも大切な栄養素です。(※1,6)
カリウムは人にとって必要なミネラルの一種であり、細胞内液の浸透圧を一定に保つはたらきがあります。また、ナトリウムを体外に排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するうえでも大切な栄養素です。(※1,6)
エネルギーを生産する「アスパラギン酸」
梨に含まれる栄養素にアスパラギン酸もあります。聞き慣れない栄養素ですが、アミノ酸の一種で梨100gあたりに140mgのアスパラギン酸が含まれます。
アスパラギン酸はエネルギーを生産するためにも必要なアミノ酸なので、栄養剤の成分として利用されることもありますよ。(※7,8)
アスパラギン酸はエネルギーを生産するためにも必要なアミノ酸なので、栄養剤の成分として利用されることもありますよ。(※7,8)
虫歯になりにくい甘味料の「ソルビトール」
梨にはソルビトールと呼ばれる糖アルコールも含まれており、梨100gあたりの含有量は1.5gです。
ソルビトールは主に果実や海藻に含まれており、甘味料として広く利用されています。また、一般的な糖質と比べて虫歯になりにくい甘味料として知られていますよ。(※9,10,11)
ソルビトールは主に果実や海藻に含まれており、甘味料として広く利用されています。また、一般的な糖質と比べて虫歯になりにくい甘味料として知られていますよ。(※9,10,11)
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