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ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

旬の梨を使う「梨カレー」の魅力とは？

Photo by 稲吉永恵

梨の名産地である埼玉県には「梨カレー」というものがあります。梨カレーは規格外や傷もの梨を有効活用するために生み出されました。そしてそのおいしさに人気が出てご当地カレーになったと言われています。

この記事では、野菜ソムリエが梨カレーのレシピをご紹介！カレーにりんごを加えるのはよくありますが、カレーに梨はマッチするのでしょうか？実食レビューしますので、ぜひ試してみてくださいね。

プロ直伝。さわやかでフルーティー！梨カレーレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 25分

*鶏もも肉を漬け込む時間は含みません

野菜ソムリエオリジナルの梨カレーをご紹介します。具材はお好みの肉や野菜でOK。梨は肉をやわらかくする効果があるので、すりおろしの梨に漬け込むのがコツですよ。少なくとも10分は漬け込んでおくのがおすすめです。

梨の甘さを考慮してカレールーは辛口をチョイスするのもポイント。もっと辛くしたい場合はカレー粉をプラスして調整してくださいね。

材料（2〜3人分）

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コツ・ポイント

肉をすりおろし梨に漬け込むと、やわらかくなる効果がある
梨は半分はすりおろし、半分は薄切りにして最後に加え食感も味わう
水分たっぷりの梨を使うため、水を加えず濃厚で旨みたっぷりな味わいに
梨を入れると甘くなるので辛口のルーでバランスよく仕上げる

下ごしらえ

ひと口大の鶏もも肉、みじん切り玉ねぎ、乱切りにんじん、ひと口大のじゃがいも、すりおろししょうが、すりおろしにんにく

Photo by 稲吉永恵

・鶏もも肉はひと口大に切る
・玉ねぎはみじん切りにする
・じゃがいもはひと口大、にんじんは乱切りにする
・にんにくとしょうがはすりおろす

作り方

1.梨を切る

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梨はよく洗い、半分にカットしてから芯の部分を外し皮をむきます。

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半分は3〜5mm程度の薄切りにし、半分はすりおろします。

2.鶏もも肉を漬け込む

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ボウルに鶏もも肉を入れ、塩（分量外）、すりおろした梨、にんにく、しょうがを入れます。

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よく混ぜ、10分ほどおきます。この工程は前日から仕込んでおいてもOKです。

3.フライパンで具材を炒める

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フライパンを中火にかけてサラダ油（分量外）をひき、玉ねぎを炒めます。

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玉ねぎが色付いてきたら、2を汁ごと入れます。

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鶏もも肉の色が変わったら、じゃがいもとにんじんを入れて炒めます。

4.煮込む

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蓋をして15分ほど煮ます。水分が足りない場合は水150cc（分量外）ほど入れて煮てください。

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蓋を開け、じゃがいもやにんじんに竹串を刺してみてやわらかくなっていたらOKです。

5.カレールーを入れる

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カレールーを入れて溶かし、全体をよく混ぜます。

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最後に薄切りの梨を入れて混ぜ、2分ほど煮て完成です。

実際に食べてみた感想は？

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梨カレー、どんな味わいか食べてみると、まずは梨のフルーティーさが口いっぱいに広がりました。ルー全体に梨の甘みを感じられ、ピリピリッとするカレーのスパイシーさとのバランスがよく絶品！辛いけどうまい……辛いなかに旨みがある……と手が止まらないおいしさです。

鶏もも肉はプリッとしてやわらかく、ジューシーな仕上がり。梨やにんにく、しょうがで漬け込んだことで、くさみがなく風味がとてもよかったです。梨は薄切りですが、存在感があり食べると甘みをしっかり感じます。

もっと梨のシャリシャリ食感を楽しみたいなら、1〜1.5cmの厚さにカットしてみてください。ただ梨を大きく切るとその分甘さも主張するので、大人や辛いものが好きな方は薄切りがおすすめ。甘いカレーが好きな方やお子さん用には大きくカットすると喜ばれそうですよ。

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一度食べたらハマる！旬の梨でカレーを作ってみよう