ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

ダイエット向きのパンを手作りするコツは?

ダイエット中に向いているパンと言えば、全粒粉やライ麦を使う食物繊維が豊富なパンや、小麦粉の使用量を抑える糖質オフパン、油脂を控えるパンなどが挙げられます。

手作りの際は、全粒粉・ライ麦・大豆粉・おからパウダー・オートミールなどを使い、油脂はできるだけ使わないのがポイントです。

この記事では、小麦粉の一部を大豆粉に置き換え、糖質オフできるレーズンパンをご紹介します。(※1,2)

糖質オフ。レーズンパン

Photo by 長曽我部真未

調理時間 120

栄養情報(1個分あたり)

エネルギー
エネルギー
109kcal
たんぱく質
たんぱく質
4.3g
脂質
脂質
2.7g
炭水化物
炭水化物
18.3g
糖質
糖質
16.4g
糖質
食塩相当量
0.3g
強力粉の一部を大豆粉に置き換え、糖質オフするレーズンパン。大豆粉には、たんぱく質が豊富に含まれています。

また、レーズンには鉄や食物繊維が含まれていますよ。鉄は運動時に消費されやすく、食物繊維はダイエットをサポートするため、どちらもダイエット中に補いたい栄養素です。(※1,2,3,4,5)

材料(8個分)

Photo by 長曽我部真未

コツ・ポイント

  1. 計量は正確に行いましょう。
  2. 捏ね上がりは生地を薄く伸ばして、奥がうっすらと見えるくらいに伸びるのを目安にしてください。

下ごしらえ

レーズンを湯につけ、バター(食塩不使用)を常温に戻しているところ

Photo by 長曽我部真未

レーズンは湯につけて戻し、水気をペーパーで拭き取ります。バター(食塩不使用)は常温に戻します。

作り方

1.ボウルに(a)を入れる

ボウルに強力粉と大豆粉、砂糖、ドライイーストを入れている様子

Photo by 長曽我部真未

ボウルに強力粉、大豆粉を入れ、その上に砂糖、ドライイーストを隣同士で入れます。ドライイーストをめがけて、42〜43度の水を入れます。

2.ゴムベラで混ぜる

ゴムベラで混ぜている様子

Photo by 長曽我部真未

ゴムベラでダマにならないように1分ほどしっかり混ぜます。

3.(b)を加えてひとまとめにする

パン生地がひとまとまりになったところ

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(b)を加え、ひとまとまりになるまでゴムベラで混ぜます。

4.パン生地をこねる

パン生地を捏ねている様子

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作業台にパン生地を出し、表面がなめらかになるまで10分ほどしっかり捏ねます。

5.レーズンをパン生地に混ぜ込む

広げたパン生地の上にレーズンをのせ、手前から巻いている様子

Photo by 長曽我部真未

パン生地を広げてレーズンをのせ、手前から巻きます。
縦に置き直したパン生地を手前から巻いている様子

Photo by 長曽我部真未

パン生地を縦に置き直し、さらに手前からパン生地を巻きます。
レーズンをパン生地に混ぜ込んでいる様子

Photo by 長曽我部真未

手のつけねを使い、レーズンを潰さないように、パン生地に混ぜ込みます。

6.一次発酵をする

丸めたパン生地をボウルに入れ、ラップをかけているところ

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パン生地を丸めて、閉じめを下にしてボウルに入れます。ラップをしてオーブンの発酵機能を使い、40度で25〜35分ほど一次発酵させます。

7.フィンガーテストをする

パン生地にフィンガーテストをしたところ

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パン生地が1.5〜2倍に膨らんだら、強力粉をつけた指をパン生地にさし、パン生地が戻ってこないか確認します。表面をグーで潰して、ガス抜きをします。

8.パン生地を分割する

パン生地を8等分して丸め直したところ

Photo by 長曽我部真未

パン生地を8等分し、丸め直します。

9.ベンチタイム

パン生地に濡れた布巾をかけたところ

Photo by 長曽我部真未

パン生地に濡れた布巾をかけ、10分休ませます。

10.ガス抜きをして丸め直す

クッキングシートを敷いた天板の上にパン生地を並べている様子

Photo by 長曽我部真未

閉じめを下にしてガス抜きし、丸め直します。クッキングシートを敷いた天板の上に並べます。

11.二次発酵をする

二次発酵が終わったパン生地の様子

Photo by 長曽我部真未

濡れた布巾をかぶせ、40度で20〜25分二次発酵します。パン生地がひとまわり大きくなるまで発酵させます。

12.パン生地を焼く

ハケでパン生地に卵を塗っている様子

Photo by 長曽我部真未

パン生地の上に、溶き卵を薄くハケで塗り、190度に予熱したオーブンで10〜12分焼いて完成です。
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