ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

有塩バターを無塩バター風にできるって本当?

Photo by pomipomi

お菓子のレシピによく登場する無塩バター。「買っても余らせてしまう……」「有塩バターなら家にあるのに……」と思ったことはありませんか?

そんな方に朗報。有塩バターにひと手間かければ、なんと無塩バター風になるとの情報をキャッチしました。

筆者も実際に試してみたので、詳しい手順と感想をお届けしますよ。

口コミ・SNSの反応

  1. これはすごい!
  2. めっちゃタメになる。
  3. ちょっと使いたいときにいい

手順

1. 有塩バターを溶かす

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耐熱容器に有塩バターを入れ、ふんわりとラップをかけます。電子レンジで加熱し、完全に溶かします。

加熱時間はバターの量や冷たさ、電子レンジの機種などにより適宜調節してください。筆者は50gのバターを、電子レンジ600Wで30秒ほど温めました。

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バターが溶けたら一旦かき混ぜ、粗熱が取れるまで置いておきます。

2. 溶かしたバターを冷やし固める

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粗熱が取れたらラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固めます。

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塩分が沈殿し、黄色と白の2層に分かれれば成功です。黄色い部分を使いましょう。

塩分がかなり抜けて無塩バター風に!

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黄色い部分と白い部分に分けてみました。塩分がかなり抜けたことがよくわかります。

白い部分は液状になっており、なめるとかなりしょっぱいです。

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黄色い部分はまだ少し塩味が残っているものの、無塩バターの味にだいぶ近付きました。これはすごい!

ただ結晶の型が元に戻らず、ざらざらとしてしまっているのがやや難点。

風味や食感に影響が出る可能性もあり

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一度溶かして再度固めたバターは、なめらかさがなくなるだけでなく、空気を含まなくなってしまうのもデメリット。クッキーやパウンドケーキなどを作るのに使うと、風味や食感に影響が出る可能性があります。

本格的なお菓子作りにはあまり向いていないかもしれません。自宅用の気取らないおやつを作るときや、ちょっと無塩バターがほしいときにおすすめです。

残った白い部分は料理に使える♪

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有塩バターを溶かして固めると、塩分が抜けて無塩バター風になることがわかりました。やり方を覚えておけば、ちょっと無塩バターを使いたいときに役立つことでしょう。

残った白い部分は捨てずに、炒め物などの料理に活用するとよいですね。バターの風味が残っているため、隠し味になりますよ。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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