裏技を使って爆速！1分で作れるアイスに挑戦してみよう

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冷凍庫で凍らせると3時間以上かかるアイス作りですが、氷と塩を使えばたった1分で完成します。なめらかな舌触りと口の中で溶けていく繊細なくちどけが絶妙ですよ。

用意する材料と道具は身近なもので十分。凍らせる液体の材料や分量、氷と塩の割合や量によって、アイスの凍るスピードが異なるので、条件を変えて凍りやすさを研究するのもいいですね。

どうしてすぐに凍るの？

氷が溶けるときにまわりの温度も下がる仕組みを利用し、液体を凍らせてアイスを作ります。すぐに凍る理由は氷と塩の組み合わせによるものです。

真水が溶ける際の氷水は0℃より低くなることはないですが、塩を混ぜることで水が凍る凝固点が下がり（凝固点降下）、0℃以下の氷水が作れます。塩と水の割合が1：3のとき凝固点が約－20℃まで下がるため、より効率良くアイスを作ることができますよ。

塩と氷があれば1分で完成。絶品アイスレシピ

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調理時間 10分

1分で作れるアイスのレシピです。道具を用意したり材料を計量したりする時間を含めても10分程度で完成。驚くほど味わい深くてなめらかなアイスが作れますよ。

ジッパー付き袋はなるべく厚手のものを使用し、破けて材料や氷が飛び出さないように気をつけましょう。卵黄を加えたり、牛乳の一部を生クリームに置き換えたりすると、より濃厚なアイスが作れます。ぜひアレンジもお楽しみください。

材料＆道具（1人分）

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牛乳 100cc
砂糖大さじ1杯
氷 500g
塩 160g
ジッパー付き袋（大） 1～2枚
ジッパー付き袋（小） 1～2枚
大きめのタオル 1枚
輪ゴム 2個

コツ・ポイント

乳脂肪分が高い（約4％）の牛乳を使う
塩と氷の割合は「1：3」のがベスト
薄手の袋を使う場合は二重にして漏れないようにする

作り方

1.ジッパー付き袋（小）を重ねる

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薄手のジッパー付き袋（小）は、重ねて二重にします。二重にしておくと作業中に袋が破れて塩がアイスに入るのを防げます。

2.牛乳と砂糖を入れる

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ジッパー付き袋（小）に牛乳と砂糖を入れます。

3.ジッパーを閉じる

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ジッパーを閉じて砂糖が溶けるようにしっかり振って混ぜます。袋と袋の間に空気が入っていると凍りにくくなるため、なるべく空気が入らないようにジッパーを閉じます。

4.ジッパー付き袋（大）に氷と塩を入れる

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ジッパー付き袋（大）に氷と塩を入れて軽く混ぜます。

5.牛乳入りの袋を入れる

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3の袋を入れてジッパーをしっかり閉じます。薄手のジッパー付き袋を使う場合は、もう1枚重ねて入れて閉じます。

6.タオルで包む

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タオルにのせてくるくる巻きます。塩と氷を合わせると温度がとても低くなるため、手で持って作業すると指がかじかみます。タオルで包むと冷たくなく、万が一袋が破けて塩が飛び散る失敗も防げます。

7.両手で持って振る

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タオルの両端を輪ゴムで結びます。結び目を手で持って縦か横に1分間振り続けます。

8.凍ったら盛り付ける

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1分経って中の様子を確認し、凍っていればすぐに盛り付けて完成です。凍っていなければさらに1分振ってください。盛り付けるときはアイスディッシャーや小さめの容器にぎゅっと押し込むと、きれいな形に仕上がります。

【比較検証】ジュースや果汁でも同じように作れる？

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果汁100％のオレンジジュース100ccで同様に作ってみたところ、おいしいシャーベットが完成しました。牛乳アイスに比べて凍りにくく、袋を振る時間は3～4分ほどかかるのが特徴です。

シャーベット特有のさわやかでなめらかな舌触りがあります。牛乳アイスと比べるとシャリシャリ食感が際立ち、果汁のみずみずしさを感じられるさっぱりシャーベットに仕上がりました。

材料	完成までの時間	なめらかさ	シャリシャリ感
牛乳と砂糖	約1分	★★★	★★☆
ジュースや果汁	約3分	★★☆	★★★

1分で作れるアイスをお好みの材料で作りましょう

牛乳と砂糖で作る素朴なアイスもおいしいですが、生クリームや卵黄、バニラオイルを加えて濃厚に仕上げるのもおすすめです。ジュースや果汁で作るさわやかなシャーベットも絶品ですよ。材料によって完成までの時間やなめらかさ、シャリシャリ食感が異なるので、数種類の液体を用意して違いを比べてみてもいいですね。

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。