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野菜ソムリエが徹底解説。日本初のとうもろこし「大和ルージュ®」とは?
奈良県の株式会社大和農園が開発した「大和ルージュ®」は、日本初となる赤いスイートコーン。発売前からSNSでは「食べてみたい!」「どこで買える?」と注目を集めています。
昨年より全国各地で栽培がスタートしたそうで、ひょっとしたらスーパーでお目にかかれるかもしれません。新しい野菜ってワクワクしますよね。
ということで、野菜ソムリエの資格を持つ筆者も、さっそく食べてみました!おすすめの調理方法もご紹介します。
昨年より全国各地で栽培がスタートしたそうで、ひょっとしたらスーパーでお目にかかれるかもしれません。新しい野菜ってワクワクしますよね。
ということで、野菜ソムリエの資格を持つ筆者も、さっそく食べてみました!おすすめの調理方法もご紹介します。
なぜ赤いの?買える時期は?
創業100年以上を誇る種苗メーカーの大和農園によると、収穫期は6~9月、地域によっては年2回収穫できる場合もあるのだとか。
赤いとうもろこしが生まれた理由は、開発担当者の「とうもろこしが赤かったら、おもしろいのでは?」というアイデアからだったそう。「日本を笑顔にしたい」「農業を盛り上げたい」との気持ちが込められているといいます。
たしかにこんな新野菜、手にしたら思わず笑顔になってしまいますよね。
赤いとうもろこしが生まれた理由は、開発担当者の「とうもろこしが赤かったら、おもしろいのでは?」というアイデアからだったそう。「日本を笑顔にしたい」「農業を盛り上げたい」との気持ちが込められているといいます。
たしかにこんな新野菜、手にしたら思わず笑顔になってしまいますよね。
どこで買える?
「大和ルージュ®」の販売は直売所のほか、「食べチョク」や「ポケットマルシェ」などの産直通販が多く、百貨店でも購入できることがあるようです。
赤色の正体はアントシアニン!栄養価にも注目
「大和ルージュ®」は粒だけではなく、驚くことにヒゲや芯まで真っ赤!ルビーレッドに近く、まるで宝石のような色合いです。
赤色の正体はアントシアニンで、ベリー類に多く含まれているポリフェノールの一種です。含有量はいちごの2.5倍にものぼるそう。見た目だけでなく栄養価にも注目ですね。
赤色の正体はアントシアニンで、ベリー類に多く含まれているポリフェノールの一種です。含有量はいちごの2.5倍にものぼるそう。見た目だけでなく栄養価にも注目ですね。
ゆでると色が落ちやすい。電子レンジ加熱がおすすめ
アントシアニンは水溶性で水に溶けやすい性質があるため、ゆでると色が落ちやすくなります。そのままの色を活かしたい場合は、電子レンジで加熱するのがおすすめ。
電子レンジで調理すると、写真のように退色せずにきれいな色合いがキープされていました。まったく脱色せず真っ赤なままで、感動してしまいました。
電子レンジで調理すると、写真のように退色せずにきれいな色合いがキープされていました。まったく脱色せず真っ赤なままで、感動してしまいました。
気になる味は?実際に食べてみた
電子レンジで加熱し、ぷりぷりで大粒な「大和ルージュ®」をカットすると、中から黄色い部分がお目見えしました。コントラストもまた美しい……。
味は甘く、アントシアニン系野菜特有の濃厚なおいしさを感じます。一般的なスイートコーンとは一線を画す味わいですよ。
味は甘く、アントシアニン系野菜特有の濃厚なおいしさを感じます。一般的なスイートコーンとは一線を画す味わいですよ。
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