放置時間による仕上がりの違い

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鍋で作る温泉卵は火を止めてから蓋をして放置する時間によって、火の通り具合を調整できます。厚手の鍋で作る場合、8分で生卵に近いゆるい状態、12分で黄身と白身がとろとろのやわらかめ、16分で黄身までねっとり固まっている濃厚な状態に仕上がります。薄手の鍋で作る場合は、それぞれ2分ほど放置時間をプラスしてください。
放置時間仕上がりの特徴おすすめの料理
8分生卵に近いごはんや麺類のトッピング
12分全体がとろとろと幅広い料理のトッピング
16分ねっとり濃厚そのまま食べる

【鍋】温泉卵作りの失敗を防ぐポイント

  1. 卵がしっかりかぶる量の湯でゆでる
  2. 沸騰した湯に水を加えて温度を調整する
  3. なるべく厚手の鍋を使って温度を一定に保つ
  4. 冷蔵庫から出したての冷たい卵を使う
  5. 湯がしっかり沸騰してから卵を入れる
  6. 放置時間が経ったらすぐに氷水に取り出す

卵がしっかりかぶる量の湯でゆでる

必ず卵全体がしっかり浸かる湯を用意しましょう。湯の量が少なく卵がしっかりかぶっていないと、卵全体に火がまんべんなく入らず、部分的に生のままになってしまいます。鍋の大きさによって湯の適量は変わるため、鍋を火にかける前に水と卵を入れてみて、しっかりかぶることを確認しておくと安心です。

沸騰した湯に水を加えて温度を調整する

温泉卵を作る湯の適温は65~70℃です。沸騰した湯に卵を入れると火が入りすぎて温泉卵になりません。20~25℃ほどの常温の水を加えて温度を下げてから、冷蔵庫から取り出してすぐの卵を入れるのがポイントです。水と冷たい卵で湯の温度が下がり、ゆっくり卵に火が入ります。

なるべく厚手の鍋を使って温度を一定に保つ

保温性の高い厚手の鍋を使うことで湯の温度がキープしやすく、室温に関係なく安定して温泉卵を作れます。薄手の鍋を使用する場合は、湯の温度が下がりやすいため、放置時間を2分ほど長くとってください。とくに室温の低い冬場は湯の温度が下がりやすいので、長めに放置時間をとりましょう。

冷蔵庫から出したての冷たい卵を使う

卵を常温に戻してから使うと室温によって湯の温度が変わり、仕上がりに差が出ます。安定して温泉卵を作るため、冷蔵庫から出してたの卵を使いましょう。使う直前まで卵を冷蔵庫内で冷やしておけば、季節関係なく卵の温度が一定に保たれます。

湯がしっかり沸騰してから卵を入れる

湯が沸騰してから水と卵を入れるのもポイントです。湯は100℃で沸騰するため、温度調整がしやすくなります。必ずしっかり沸騰させてから火を止めてください。加える常温の水は20℃前後が目安です。100℃の湯と20℃前後の水を加えることで、温泉卵を作るのに最適な湯加減になります。

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