ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

やみつきの新食感!なすをカリカリに揚げる秘密の方法

Photo by 稲吉永恵

カリカリッとした衣とトロッととろけるようななすがたまらない唐揚げ。なすをカリカリ食感に仕上げたいなら、唐揚げにするのがイチオシなんです!素揚げだとどうしてもなすの水分でやわらかくなりますが、唐揚げなら衣のおかげで水分を閉じ込められ、カリッとした食感をキープできますよ。

お酒が大好きな家族にはザクッカリッとした唐揚げの衣が大好評♪ 揚げたてにレモンを搾ったりマヨネーズをつけたりして食べるのはもちろん、粗熱が取れたなすの唐揚げをサラダにトッピングするのもおすすめです。旨みが倍増してまるでお肉のような存在感になり、生野菜がもりもり食べられますよ。

衣カリカリ、中はトロッ!なすの唐揚げレシピ

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調理時間 15
カリッとした衣が魅力のなすの唐揚げです。とても簡単なのに、揚げたても少し冷めてからでもおいしい絶品おつまみですよ。ポイントは衣の付け方。片栗粉を全体に絡めてから、再び大さじ1杯ほど加えてまぶしましょう。衣が満遍なく付いて、カリカリッと食感よく揚がります。

材料(2人分)

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  • なす 2本
  • しょうゆ 大さじ1杯
  • みりん 大さじ1杯
  • 片栗粉 大さじ5杯

作り方

1.なすを切る

なすのへたを切る様子

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なすはよく洗い、水気を拭いてからへたを切ります。
なすを乱切りにする様子

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切ったところから、なすを回しながらひと口大の乱切りにします。

2.なすに味付けする

ボウルに入った乱切りのなすにしょうゆを回しかける様子

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1をボウルに入れ、しょうゆとみりんを回しかけます。なすの変色防止のため、切ったらすぐに調味料を絡めてください。
なすと調味料を手で合わせる様子

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手でしっかり混ぜます。底から全体を返すようによして混ぜます。
なすから出た水分を捨てる様子

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全体が馴染むまでよく混ぜ、なすから出た水分は捨てます。

3.片栗粉をまぶす

下味をつけたなすに片栗粉を加える様子

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片栗粉大さじ1杯分は取っておき、大さじ4杯の片栗粉を加えます。
下味をつけたなすに片栗粉をまぶす様子

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底から全体を返すようによして混ぜます。
片栗粉をなすにかけたもの

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全体に馴染んだら、取っておいた大さじ1杯の片栗粉を全体にまぶします。

4.油で揚げる

揚げ油に菜箸を入れた様子

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フライパンにサラダ油(分量外)を入れ弱火にかけます。サラダ油の量は鍋の底から2cmほどの高さが目安です。揚げ油が170℃になったら3を揚げます。油に菜箸を入れ、泡がまっすぐに上がってくると170℃程度です。
揚げ油になすを入れる様子

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なすは皮面からひとつずつ入れます。
なすをあげる様子

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さわらずに1分ほど揚げます。一度にすべて入れず、フライパンに余裕がある程度にすることで温度が一定に保て、きれいに揚げあがります。
揚げ油の中のなすを裏返す様子

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色付いてきたら、なすを返します。
揚げ油からなすを取り出す様子

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表面が硬くなり、きつね色になったら軽く振って油を落としてなすを取り出します。

5.揚げ物バットに取り出す

揚げ物バットにあげたなすの唐揚げ

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揚げ物バットにあげて油を切り、完成です。

レシピのポイント・コツ

カリカリに仕上げるコツ・ポイント

  1. なすから出た水分を捨てる
  2. 片栗粉は二度付けする
  3. 衣が剥がれるのを防ぐため、揚げ油に入れたら触らない
なすに調味料を絡めてからしばらくすると水分が出てきます。なすに片栗粉を満遍なく付けるために、余分な水分は捨てておくのがポイント。片栗粉は2回に分けてまぶすことで全体にしっかりと衣がついて、揚げたときにカリッと仕上がりますよ。

そしてなすを揚げ油に入れたら、あまり触らないこと。衣ははがれやすいので、表面が硬くなるまでじっくり揚げてくださいね。

よくある質問・Q&A

少なめの油でも作れますか?

作れます。鍋の底から2cmほどのサラダ油で十分に揚がります。

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