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気持ち悪いのはカフェインの摂りすぎが原因かも
カフェインには神経を興奮させる作用があります。過剰摂取によって消化器官が刺激されると、吐き気や下痢、嘔吐などにつながるおそれがあります。気持ち悪さを感じるのは知らないうちにカフェインを摂りすぎているからかもしれません。カフェインの摂りすぎによるリスクや飲む量について、くわしくみていきましょう。(※1)
カフェインの摂りすぎはさまざまなリスクがある
カフェイン摂りすぎのリスク
- 不眠やめまい
- 興奮や震え
- 下痢や吐き気
適量のカフェインは眠気を覚ましたり、集中力を上げたりするのに役立ちます。しかし、過剰に摂取すると睡眠への影響のほか、めまい、興奮や震えをおぼえたり、下痢や吐き気、嘔吐といった症状につながったりするおそれが。
カフェインの感受性は個人差が大きく、日本では明確な上限は示されていませんが、海外では各機関により、カフェインの摂取量について情報提供やリスク評価の結果が公表されています。(※2,3)
カフェインの感受性は個人差が大きく、日本では明確な上限は示されていませんが、海外では各機関により、カフェインの摂取量について情報提供やリスク評価の結果が公表されています。(※2,3)
カフェインはどのくらいが許容量?
カナダ保健省が推奨する健康に影響を与えないカフェイン量の上限を参考にすると、健康な成人においては一日あたり400mg(コーヒーの場合、マグカップ約3杯)、妊婦においては300mg(コーヒーの場合、マグカップ約2杯強)と設定されています。
子どもについてはカフェインの作用を受けるリスクが高く、一日あたり4~6歳は45mg以下、7~9歳は62.5mg以下、10~12歳は85mg以下、13歳以上は体重1kgあたり2.5mg以下と細かく設定されていますよ。(※2)
子どもについてはカフェインの作用を受けるリスクが高く、一日あたり4~6歳は45mg以下、7~9歳は62.5mg以下、10~12歳は85mg以下、13歳以上は体重1kgあたり2.5mg以下と細かく設定されていますよ。(※2)
コーヒーだけじゃない!カフェインが含まれる飲み物
カフェイン量 | |
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コーヒー | 60mg |
玉露 | 160mg |
紅茶 | 30mg |
ウーロン茶 | 20mg |
せん茶 | 20mg |
エナジードリンク | 32~300mg |
※100mlあたりのカフェイン量です。
カフェインというとコーヒーのイメージが強いですが、ほかの飲み物にも含まれています。コーヒーだけで考えると、一日あたり660ml程度が一般的に健康に影響のない上限量となります。しかし、カフェインの感受性が高いと、少ない量で影響を受ける人もいます。自分の適量を把握しておくことも大切です。
カフェインを摂りすぎた!気持ち悪くなる前にできる対処法
対処法
- 水分を摂る
- ミネラルを摂る
水分を摂る
カフェインを摂りすぎたときは、水分補給をおこないましょう。カフェインには利尿作用があるため、過剰摂取によって尿量が増え、脱水を招くおそれが。また、カフェインの排出を促すためにも、水分を多めに摂るようにしましょう。(※4,5)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。