ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

たけのこの水煮に白い粉が…。食べても大丈夫?

Photo by macaroni

たけのこの水煮をよく見ると、白い粉が……。「これは何?」「食べても大丈夫?」と心配になったことはありませんか?

コープ自然派の公式サイトに回答が掲載されているため、本記事で内容をご紹介します。モヤモヤを解消したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

チロシンが凝固したもの。食べても問題なし

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コープ自然派には「たけのこの水煮に、白いつぶつぶや、白い石のようなものがついていますが、これは何ですか?」との質問が寄せられています。回答は下記の通りです。
たけのこに含まれる成分の「チロシン」が凝固したものです。
チロシンは、たんぱく質に含まれるアミノ酸の一種で栄養成分ですので、召し上がっても問題はありません。
たけのこの肉質のやわらかいものほどチロシンの含有量が多く、表面に出てきやすい傾向があります。

出典: faq-shizenha.dga.jp

白い粉の正体はアミノ酸の一種である「チロシン」。品質に問題はないと知り、ほっとした人や「見方が変わった」という人も多いのではないでしょうか?

そのまま調理しても大丈夫なので、一生懸命洗い流していた方は、もう神経質になることなし。下ごしらえの手間を減らせますね。

賞味期限切れのものや白カビには注意!

ただし、いつもと違うにおいがしたり、ぬめりがあったりするときは、傷んでいる可能性があります。

白いふわふわとしたものがついている場合は、白カビの可能性があるため、食べるのをやめましょう。

白い粉はむしろ栄養成分。やわらかさの証拠でもあった

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アク抜きや下ゆでの手間がかからず、使い勝手のよいたけのこ水煮。土佐煮や青椒肉絲など、さまざまな料理に役立つ便利な食材ですよね。

開けて白い粉がついていると「傷んでる?」と心配になりますが、これは栄養成分が凝固したもの。正体を知れて、今後は安心して調理に使えることでしょう。
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