4. 冷蔵庫で1時間以上寝かす

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
生地を手でまとめてラップで包み、冷蔵庫で1時間以上休ませます。普通の粉砂糖入りの生地はポロポロのそぼろ状で少しまとめにくく、泣かない粉砂糖入りの生地はしっとりしていて簡単にまとまりました。

5. 型抜きする

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
生地を冷蔵庫から取り出し、めん棒で厚さ4~5mmに伸ばし、クッキー型で型抜きします。冷蔵庫から出してすぐの生地は硬いため、生地全体をめん棒で叩き、やわらかくしてから作業しました。

普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖、どちらも同様の生地のやわらかさとしなやかさです。伸ばしやすさ、型抜きのしやすさ、生地のゆるみ方に違いは感じません。

6. 焼く

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
170℃に予熱したオーブンで12分焼きます。普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖、ほぼ差のない膨らみ方、焼き色のつき方です。

焼成後の仕上がり比較

見た目

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普通の粉砂糖入りのクッキー(左)/泣かない粉砂糖入りのクッキー(右)
見た目に大きな違いはありません。どちらも同じような焼き色で、形も同じようにしっかり花型がでているように見えます。泣かない粉砂糖で作ったクッキーのほうはやや焼き色が濃いようですが、オーブンの焼きムラが関係している可能性があります。

断面

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普通の粉砂糖入りのクッキー(左)/泣かない粉砂糖入りのクッキー(右)
クッキーを半分に割って断面を見比べてみました。普通の粉砂糖で作ったのクッキーは断面が詰まっていて、部分的に気泡が入っています。

泣かない粉砂糖で作ったクッキーは、断面に断面全体に大きめの気泡が多く入っていて、底面の中心が少し浮いていました。

風味、食感

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普通の粉砂糖で作ったクッキーは、できたてがややソフトな食感で、中心がしっとりしています。6時間経つとさくさく食感、翌日もかわらずさくさくの軽い食感で、ややしっとりしています。バターの風味があとを引き、ちょうどいい甘さです。

Photo by Uli

泣かない粉砂糖で作ったクッキーは、できたてがさくさくホロホロの軽い食感です。6時間後はやや歯ごたえを感じるざくざく食感、翌日も同様の硬めの食感でした。甘さとバターの風味は控えめで、あっさりしているように感じます。

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