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ダイエット中の運動は食後と食前どっち?
ダイエット中に運動をする場合、目的や運動の種類によって食後と食前どちらがいいのかを選ぶことが必要です。例えば同じウォーキングでも食後に取り入れた場合は食べた食事のカロリーを消費したり、血糖値の上昇を抑えたりする作用が期待でき、食前に取り入れた場合は脂肪を燃やすのを助ける作用が期待できます。
ご自身のダイエットがどのような目的なのか、最終的なゴールをまずは明確にしましょう。(※1)
ご自身のダイエットがどのような目的なのか、最終的なゴールをまずは明確にしましょう。(※1)
食後に運動をした場合
食後に運動するメリット
食後に運動するメリットは、食べた食事のエネルギーが消費され、脂肪として蓄積されにくくなることです。食事から摂取した糖質が血液中に摂りこまれたあと、筋肉で消費できるため、血糖値の上昇を抑えることにもつながります。
特に食後1時間後に運動をおこなうと、食後の血糖値の急上昇対策に良いと言われいますよ。食後の血糖値の上昇が抑えられると、その後急降下が起こる血糖値スパイク対策にもなり、食後の眠気や疲れを抑えるのにも役立ちます。(※1,2,3)
特に食後1時間後に運動をおこなうと、食後の血糖値の急上昇対策に良いと言われいますよ。食後の血糖値の上昇が抑えられると、その後急降下が起こる血糖値スパイク対策にもなり、食後の眠気や疲れを抑えるのにも役立ちます。(※1,2,3)
食後に運動するデメリット
食後は胃に血液を集めて食べた物を消化しようとしますが、食事の直後に運動をおこなうと、血液が胃ではなく筋肉に集まってしまい、消化不良が起こるおそれがあります。特に脂肪の多い肉のように脂質の多い食べ物を食べたあとは消化に時間がかかるため、食後に運動をする場合は消化のよい食事にするのもポイントです。
また、食後は30分~1時間程度時間を空けて、胃の中の食べ物がある程度消化されてから運動を始めると、胃腸への負担を減らせます。(※3)
また、食後は30分~1時間程度時間を空けて、胃の中の食べ物がある程度消化されてから運動を始めると、胃腸への負担を減らせます。(※3)
食後に向いている運動
食後に向いている運動はウォーキングをはじめとした有酸素運動と、筋力トレーニングをはじめとした無酸素運動です。食後のウォーキングは血糖値の急上昇を抑えられ、血糖値を下げるのに関わるインスリンの分泌量を減らすことにつながります。すると、食事からの糖質が脂肪として蓄積されにくい体になる作用が期待できます。
筋力トレーニングを食後におこなうと、トレーニングに必要なエネルギー源である糖質が体内にある状態ですので、筋肉が分解されずに済みます。筋肉量を維持したい方におすすめですよ。(※4)
筋力トレーニングを食後におこなうと、トレーニングに必要なエネルギー源である糖質が体内にある状態ですので、筋肉が分解されずに済みます。筋肉量を維持したい方におすすめですよ。(※4)
食後の運動がおすすめの方
食後の運動がおすすめの方は、食後の血糖値上昇が気になる方や、食べた食事のカロリーを効率よく消費したい方、筋肉を減らさずにトレーニングをしたい方です。食後にウォーキングをする習慣が身につくと、ダイエットに良いだけでなく、頭がリフレッシュして、食後の眠気対策になるほか、食後のデザート欲求も抑えられます。
健康的なダイエットになるだけでなく集中力アップをしたい方は食後の軽い運動を取り入れるとよいでしょう。(※4,5)
健康的なダイエットになるだけでなく集中力アップをしたい方は食後の軽い運動を取り入れるとよいでしょう。(※4,5)
食前に運動をした場合
食前に運動するメリット
食前に運動すると脂肪の燃焼を促す作用が期待できるというメリットがあります。特に空腹状態で有酸素運動をおこなうと、エネルギー源であるブドウ糖が少なく、脂肪を分解して運動するエネルギーを生み出そうとするため、脂肪燃焼につながりやすいのが特徴です。
また、食前に運動することで交感神経が優位になり、食欲の増進を抑えられ、食べ過ぎ対策にも向いています。(※1,4)
また、食前に運動することで交感神経が優位になり、食欲の増進を抑えられ、食べ過ぎ対策にも向いています。(※1,4)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。