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「乾燥食品・缶詰・レトルト食品」の保存のポイント
乾燥食品、缶詰、レトルト食品は、製品によって保存方法が異なるため、パッケージ記載の方法に従いましょう。常温可能な製品は、直射日光が当たらない冷暗所、高温多湿を避けて保存します。一度開封した食品は消費期限にかかわらず、必ず冷蔵保存してなるべく早く食べ切ってください。
種別 | 食材名 | コツ・ポイント |
野菜 | 土付きの野菜、かぼちゃなど | 土を洗い流さずに、そのまま新聞紙で包んで風通しの良い場所で保存する |
---|---|---|
果物 | バナナ、みかん、キウイフルーツなど | 常温保存が可能だけど、追熟するためなるべく早く食べる |
飲料 | 「要冷蔵」と記載されていない未開封の飲料類 | 直射日光が当たらない場所で保存する。開封したものは、冷蔵保存する |
調味料 | 塩、本みりん、酢、酒、オリーブオイルやごま油など | 開封後蓋をしっかり閉め、直射日光が当たらない冷暗所で保存する |
その他 | 乾燥食品・缶詰・レトルト食品 | 直射日光が当たらない冷暗所、高温多湿を避けて保存する |
よくある質問
真夏の常温保存で気を付けることはありますか?
密室で極端に室温が高くなる場所、湿度が高くなる場所、直射日光が当たる場所を避けてください。一時的に高温多湿になる場合であれば、品質への大きな影響はない場合が多いです。極端な高温多湿が続くと品質が劣化するおそれがあります。(※3)
冷凍した肉を常温で解凍しても問題ないですか?
冷凍肉を常温で解凍すると、最近の繁殖が活発化するおそれがあります。食中毒を起こす細菌は20~50℃の間に繁殖しやすいとされているため、この温度帯を避けることが重要です。(※11,12)
食中毒を防ぐための対策
食中毒を防ぐための対策
- 細菌がつかないよう手や調理器具を清潔にする
- 細菌を増やさない習慣を身につける
細菌がつかないよう手や調理器具を清潔にする
調理前に手を洗う、食品を洗う、清潔な調理器具を使うといった対策をおこない、細菌がつかないようにします。可能であれば、食品用消毒スプレーで食品や調理器具を消毒しておきましょう。特に生肉や生魚を扱ったあとは、調理器具だけでなく手や作業台周辺も消毒しておくとより安全です。(※10)
細菌を増やさない習慣を身につける
細菌は10℃以下の環境では繁殖しにくいため、買ってきた食品はすぐに冷蔵保存し、消費期限にかかわらずなるべく早く消費する習慣をつけましょう。もちろん、食品によく火を通すのも食中毒を防ぐ基本です。(※10)
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