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整腸効果のある「食物繊維」と「カカオプロテイン」
チョコレートには食物繊維も含まれ、そのほとんどが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は便の量を増やして腸を刺激し、蠕動運動を活発にすることで便通を促し、腸内環境を整えるのに役立ちます。
カカオプロテインも便のかさを増やす栄養素です。さらに腸内にいる有用菌を増やし、酪酸の産生を増やすことで、腸の蠕動運動を活発にさせるため、便通をよくする目的でもチョコレートはおすすめです。(※12,13,14,15)
カカオプロテインも便のかさを増やす栄養素です。さらに腸内にいる有用菌を増やし、酪酸の産生を増やすことで、腸の蠕動運動を活発にさせるため、便通をよくする目的でもチョコレートはおすすめです。(※12,13,14,15)
脂肪としてため込みにくい「脂肪酸」
チョコレートには脂質が多く含まれますが、ほかの食品に含まれる脂質と比べると良質で、太ることにつながらないと報告されています。
チョコレートの脂肪酸は飽和脂肪酸が多いですが、飽和脂肪酸のなかでもコレステロールに影響しないと言われ、体に悪いと言われているトランス脂肪酸も少ないのが特徴です。(※2,16,17)
チョコレートの脂肪酸は飽和脂肪酸が多いですが、飽和脂肪酸のなかでもコレステロールに影響しないと言われ、体に悪いと言われているトランス脂肪酸も少ないのが特徴です。(※2,16,17)
太らないチョコの選び方
低糖質のものを選ぶ
チョコレートを食べても太らないようにするためには食べる種類が大切です。糖質を抑えているもののなかには糖質ゼロ、糖類ゼロ、砂糖不使用などの表記があります。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、糖類は糖質のうちブドウ糖をはじめとした単糖類と砂糖や乳糖などの二糖類のことです。つまり、糖質ゼロは糖類だけでなく、多糖類やオリゴ糖、糖アルコールが基準値以下になっているのに対し、糖類ゼロは糖類のみが基準値以下であることを指します。
また、砂糖不使用の場合は原材料に含まれる砂糖以外の糖については考慮されないことから注意が必要です。(※18,19)
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、糖類は糖質のうちブドウ糖をはじめとした単糖類と砂糖や乳糖などの二糖類のことです。つまり、糖質ゼロは糖類だけでなく、多糖類やオリゴ糖、糖アルコールが基準値以下になっているのに対し、糖類ゼロは糖類のみが基準値以下であることを指します。
また、砂糖不使用の場合は原材料に含まれる砂糖以外の糖については考慮されないことから注意が必要です。(※18,19)
低GIのものを選ぶ
チョコレートを選ぶ目安のもうひとつが低GIかどうかを見ることです。食品はGI値が70以上の食品を高GI食品、56~69の間の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品に分類されます。
チョコレートを選ぶ際はGI値が55以下の低GIのものを選ぶのがおすすめです。糖質の量だけで見るのではなく、血糖値の上がりにくさによって決まるGI値を基準にすることで、甘いものの我慢を減らすことにつながります。(※7,20)
チョコレートを選ぶ際はGI値が55以下の低GIのものを選ぶのがおすすめです。糖質の量だけで見るのではなく、血糖値の上がりにくさによって決まるGI値を基準にすることで、甘いものの我慢を減らすことにつながります。(※7,20)
チョコを食べるときの太らないポイント
ポイント
- 一度に食べ過ぎない
- 組み合わせに気をつける
- 食べる時間に注意する
一度に食べ過ぎない
チョコレートが太りにくく、体に良い成分を含むからと言ってたくさん食べればいいというわけではありません。カカオポリフェノールの摂取量としては約600mg、72%のチョコレートに換算すると約25gの摂取で血圧に良い結果が出た研究があるため、ひとつの目安にすると良いでしょう。
食べ過ぎは脂質や糖質の摂り過ぎにもつながることから、多くても一日間食の目安とされる200kcal以内にするのがおすすめです。(※21,22)
食べ過ぎは脂質や糖質の摂り過ぎにもつながることから、多くても一日間食の目安とされる200kcal以内にするのがおすすめです。(※21,22)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。