霧吹きやスチーム機能を利用して膨らませる

焼く直前に表面を霧吹きで適度に湿らせておくのは、表面の焼き固まるスピードを遅らせるのが目的です。表面に入れたクープから蒸気がほどよく逃げ、かるい食感になると同時に、しっかり縦に膨らんでボリュームのあるパンが焼けます。

ただし、クープに水が溜まるほど濡らしてしまうと逆効果になってしまうのでご注意ください。また、オーブンにスチーム機能がある場合はぜひ活用しましょう。より表面がパリッと香ばしく焼けますよ。

レシピのQ&A

質問回答
1. リスドォルと強力粉の違いは何ですか?小麦粉はタンパク質の多い順に、強力粉、準強力粉、薄力粉と分類でき、リスドォルは準強力粉に属します。
皮がカリッと中がしっとり焼き上がり、小麦の風味が濃いのが特徴です。
2. モルトパウダーとは何ですか?発芽大麦を粉末状にしたもので、砂糖を加えない生地に使われることが多いです。
発酵を促して生地の膨らみを良くし、香ばしい焼き色と風味を出す効果があります。
3. 作ったパンはどのくらい保存できますか?保存袋に入れて乾燥を防ぎ、常温で2日保存できます。
冷凍する場合は、食べやすい大きさにカットしてラップでひとつずつ包み、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。保存期間は2週間ほどです。

リスドォルで本格的なフランスパン作りに挑戦!

フランスパン作りに挑戦したいと思ったら、まずは比較的リーズナブルなリスドォルを使うのがおすすめ。しっかりこねて作るレシピは失敗しにくいため、生地の扱い方やクープの入れ方などを覚えるのにぴったりですよ。室温や湿度、オーブンの機種によっても仕上がりは異なるので、環境に合う作り方を見つけてみましょう。

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