「ポリフェノール」が含まれる赤ワイン

赤ワインを飲むことで血液の柔軟性が増し、毛細血管の血流がよくなるという研究結果が。これは、赤ワインのポリフェノールによる作用と考えられています。

同研究により、白ワインでは同様の結果が得られないことも分かっています。血流への影響を考えると白ワインよりも赤ワインを選ぶのがおすすめですよ。(※7)

「フラボノイド」が含まれるルイボスティー

ルイボスティーとして飲まれるハーブの一種が、ルイボスです。強い抗酸化力を持ち、血管や血流の健康に役立つとされています。

悪玉コレステロールの付着により動脈が硬くなると、血流が悪化するのです。ルイボスの抗酸化作用は活性酸素の増加を抑え、悪玉コレステロール酸化の対策が期待できますよ。(※8)

血液をドロドロにしないためには生活習慣も大切

ポイント

  1. 水分をこまめに摂る
  2. 体を冷やさない
  3. 運動をして筋力を維持
  4. 入浴の習慣をつける
  5. 体を締め付ける衣服は避ける

水分をこまめに摂る

血行不良の原因のひとつが水分不足です。体が脱水状態になると、血液の濃度や粘度が高まり、血行が悪くなります。

血流をよくするには、水分補給が重要です。起床後すぐ、運動の前後、入浴の前後、就寝前などのタイミングで、こまめに水分を摂りましょう。(※1)

体を冷やさない

冷房の使用で、体を冷やし過ぎないように気をつけましょう。温度差がある場所を頻繁に行き来するうちに、自律神経へ負担がかかります。すると、体温を調節する機能が低くなり、血液の流れが悪くなってしまうのです。

また、飲み物は冷たいものより、温かいものを選ぶといいでしょう。(※9)

運動をして筋力を維持

筋肉は血液をスムーズに流す、ポンプのような役割をしています。そのため、運動をして筋力を維持することは、血流にいい習慣といえるのです。

鍛える箇所としては、ふくらはぎの筋肉がおすすめ。ふくらはぎの筋肉が、足に流れた血液を上へ押し流してくれますよ。(※1)
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