5. 「ポリフェノール」が含まれる赤ワイン

赤ワインを飲むことで血液の柔軟性が増し、毛細血管の血流がよくなるという研究結果が。これは、赤ワインのポリフェノールによる作用と考えられています。

同研究により、白ワインでは同様の結果が得られないことも分かっています。血流への影響を考えると白ワインよりも赤ワインを選ぶのがおすすめですよ。(※7)

6. 「フラボノイド」が含まれるルイボスティー

ルイボスティーとして飲まれるハーブの一種が、ルイボスです。強い抗酸化作用を持ち、血管や血流の健康に役立つとされています。

悪玉コレステロールの付着により動脈が硬くなると、血流が悪化したり老化したりします。ルイボスの抗酸化作用は活性酸素の増加を抑え、悪玉コレステロール酸化の対策が期待できますよ。(※8)

7. 「カフェイン」が含まれるコーヒー

コーヒーに含まれるカフェインは末梢にある血管を拡張したり、体を温めたりする作用を持ちます。コーヒーの香り成分との相乗作用により、冷え対策にも役立つでしょう。

一方で、カフェインは鉄分、カルシウムなどミネラルの吸収を邪魔するデメリットも。鉄分不足が冷えを招くおそれがあり、摂り方には注意が必要です。(※9.10)

血液をドロドロにしないための水分補給のポイント

ポイント

  1. 水分をこまめに摂る
  2. 体を冷やさない

水分をこまめに摂る

血行不良の原因のひとつが水分不足です。体が脱水状態に陥ると、血液の濃度・粘度が高まり、血行が悪くなってしまいます。

血流をよくするには、水分補給が重要です。起床後すぐ、運動の前後、入浴の前後、就寝前などのタイミングで、こまめに水分を摂りましょう。(※1)

体を冷やさない

冷たい飲み物は体を冷やします。なるべく温かい飲み物を選びましょう。

また、冷房の使用で、体を冷やし過ぎないように気をつけましょう。温度差がある場所を頻繁に行き来するうちに、自律神経へ負担がかかります。すると、体温を調節する機能が低くなり、血液の流れが悪くなるおそれがありますよ。(※11)
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