ライター : Uli

webライター

シンプルなのに絶品!しょうゆ香る鮭のバター焼き

Photo by Uli

調理時間 15
*生鮭に塩をまぶして置く時間は含みません
生鮭で作る、しょうゆ味のバター焼きです。表面はカリッと中はふっくら焼き上がり、しょうゆの香ばしい風味が絡みます。鮭の表面にしっかりバターがなじんで、濃厚な旨味も楽しめますよ。

ムニエルのように小麦粉をまぶす工程がないため、簡単に下ごしらえができるのもうれしいポイント。小麦粉をまぶすと旨味が逃げず、ソースが絡みやすくなりますが、ここで紹介するコツを押さえれば、小麦粉なしでもおいしいひと品が作れます。手軽に作れるのでぜひお試しください。

レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 生鮭に塩をふって出てくる水分を拭く
  2. 弱めの中火で表面を焼いてから蒸し焼きにする
  3. 蒸し焼き後は蓋を取って水分を飛ばす
  4. しょうゆを最後に加えて風味をつける
生鮭の生臭さを軽減するため塩をふって10分ほど置き、出てくる水分をきっちり拭いておきます。盛り付けるときに表にしたい面を下にして、フライパンに並べるのもポイント。表面にこんがり焼き色がついてきれいに仕上がりますよ。

また表面に焼き色をつけてから裏返し、蓋をして蒸し焼きにすることで、香ばしくふっくら焼き上げることができます。蒸し焼き後は水分を飛ばすように1分焼きましょう。

しょうゆを最後に加えて絡ませると、小麦粉なしでも鮭にしっかり風味がなじみます。火加減は弱めの中火を保って調理してください。

材料(2人分)

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  • 生鮭 2切れ(200g)
  • ふたつまみ(約2g)
  • バター(無塩) 10g
  • しょうゆ 小さじ1杯

作り方

1.生鮭に塩をふる

生鮭2切れと塩が置かれているまな板

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生鮭の両面にまんべんなく塩をふり、10分ほど置きます。

2.キッチンペーパーで水分を拭く

キッチンペーパーで生鮭表面の水分を拭く様子

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キッチンペーパーで表面の水分を拭きます。

3.フライパンにバターを入れて溶かす

フライパンにバターを入れて溶かす様子

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フライパンにバターを入れ、弱火にかけて溶かします。

4.生鮭の片面を焼く

生鮭2切れをフライパンで焼く様子

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盛り付けるとき表にしたい面を下にして、フライパンに並べます。こんがり焼き色がつくまで、動かさずに3~4分弱めの中火で焼きます。

5.裏返して蓋をする

フライパンに蓋をして蒸し焼きにする様子

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焼き色がついていることを確認して裏返し、蓋をしてさらに3分蒸し焼きにします。

6.蓋を取って水分を飛ばす

蓋を取って水分を飛ばしながら焼く様子

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蓋を取って1分ほど焼き、水分を飛ばします。

7.火を止めてしょうゆを加える

フライパンにしょうゆを加えようとする様子

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火を止めてすぐにしょうゆをまわしかけます。フライパンをゆすり、鮭にしょうゆを絡ませます。フライパンに残ったバターしょうゆを鮭にかけ、お好みでバターを適量のせて完成です。ベビーリーフや蒸し野菜を添えると彩り良く仕上がります。

レシピのQ&A

質問回答
1. ムニエルとソテーの違いは?ムニエルは食材の表面に小麦粉をまぶして焼く料理
ソテーは食材の表面を焼く(炒める)料理
2. 鮭とサーモンの違いは?鮭の多くは天然物で加熱が必要
サーモンはほとんどが養殖で生食可能
このレシピではどちらでも調理可能
3. 生鮭の臭みをおさえるコツは?塩をふって時間をおき、表面に出てくる水分を拭き取る
4. 塩鮭で作れる?塩鮭で作る場合は塩抜きをする
薄い塩水(塩分濃度1~1.5%)に4~5時間浸すか、適量の水にみりんと酒を1:2で混ぜた液体に2~3時間浸して塩抜きする
5. バター焼きにおすすめの付け合わせは?野菜(さやいんげん、にんじんなど)の蒸し物やソテー、きのこの炒め物、トマト、レモンなど

コツを押さえておいしい鮭のバター焼きを作ろう

鮭のバター焼きは下ごしらえが簡単で、ムニエルに引けを取らないくらいおいしく仕上がります。パンとごはんのどちらにも合い、献立作りの幅が広がるのも魅力。付け合わせを工夫すれば、日常の食卓だけでなく、おもてなしや記念日など特別な日にも活躍しますよ。コツを押さえておいしい鮭のバター焼きを作りましょう。

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