ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

香りが口いっぱいに広がる!絶品椎茸ご飯

Photo by 稲吉永恵

調理時間 30
*浸水する時間を含みません
椎茸の香りと旨味が口いっぱいに広がる絶品椎茸ご飯の作り方を、野菜ソムリエがご紹介します。具材は生椎茸だけですが、ジューシーで風味豊か!簡単に作れるうえ、とてもおいしく仕上がります。

レシピでは鍋で炊きますが炊飯器でも同様に作れますよ。炊飯器で炊くときは、内釜に研いだ米を入れて調味料を加え、目盛まで水を入れます。椎茸をのせて通常モードで炊飯すればOK。肉厚の椎茸を見つけたらぜひ作ってみてくださいね。

材料(2〜3人分)

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  • しいたけ 8個
  • 2合
  • しいたけの下味
    • しょうゆ 小さじ2杯
    • 小さじ2杯
  • 調味料
    • しょうゆ 大さじ1と1/2杯
    • みりん 大さじ1杯
    • 大さじ1杯
    • だしの素 小さじ1杯

作り方

1.しいたけの下ごしらえをする

しいたけをキッチンペーパーで拭く様子

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しいたけは水で洗うと風味が落ちるため、汚れがある場合は軽く払って落とすかキッチンペーパーで拭きます。
しいたけの軸を切る様子

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硬い石づきの部分は切り落とし、軸を切ります。
カットしたしいたけ

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かさは8mm〜1cm幅に切ります。火を入れると縮むので、厚めにカットします。
しいたけの軸を裂く様子

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軸は細く裂きます。

2.しいたけに下味をつける

ボウルに入ったしいたけに調味料を入れる様子

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カットしたしいたけをボウルに入れて、下味用の調味料を入れます。
しいたけに調味料を合わせる様子

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全体に行き渡るように手で混ぜ、しいたけに下味をつけます。

3.米に調味料を入れる

米が入った鍋に調味料を入れたもの

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米を浸水させていた鍋に調味料を入れ混ぜます。
米の上にしいたけをのせた様子

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上に2をすべてのせます。

4.米を炊く

鍋に蓋をして中火にかけたもの

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蓋をして火にかけ、中火で加熱します。
弱火にして鍋を加熱する様子

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沸騰したら弱火にし、10分ほど加熱します。しいたけが入っているとなかなか沸騰せず、また沸騰しているのが分かりにくいので注意してください。
鍋を蒸らす様子

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火を止めたら、蓋は開けずに10分ほど蒸らします。火を止める前に強火で30秒ほど加熱すると、おこげができます。鍋によっても加熱時間は変わるので、様子を見ながらおこなってください。

5.混ぜる

鍋の蓋を開ける様子

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蓋を開けます。熱いので注意してください。
ごはんを混ぜる様子

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しゃもじで全体を混ぜます。

6.器に盛り付けてできあがり

器に盛られたしいたけごはん

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器に盛り付けてできあがりです。お好みで刻んだ大葉やみょうが、小口ねぎ(分量外)をのせてもおいしいです。

コツ・ポイント

  1. 肉厚でかさが開きすぎない椎茸を選ぶ
  2. 椎茸は洗わない
  3. 椎茸は1cm程度にカットするのがおすすめ
  4. カットした椎茸はしょうゆと酒で下味をつける
  5. ほかのきのこ類や油揚げをプラスすると、さらに旨味アップ
  6. 鍋のサイズは20cmがおすすめ

肉厚でかさが開きすぎない椎茸を選ぶ

椎茸ご飯はシンプルなので、椎茸の選び方が重要です。椎茸は、肉厚でかさが開きすぎていないものを選びましょう。裏を見て、ひだがきれいで変色や傷のないものが新鮮です。全体的によく乾いていて、軸が太く短いものがおすすめですよ。

椎茸は洗わない

きのこ類は水で洗うと風味が落ちます。椎茸に汚れがある場合は、軽く払って落としたりキッチンペーパーで拭き取ったりしてください。

椎茸は1cm程度にカットするのがおすすめ

椎茸は、加熱すると身が縮むので大きめにカットするのがおすすめです。レシピでは、椎茸の存在感を出すために1cm幅にカットしましたが、四つ切りにするとボリュームが出ます。食べごたえがあっておいしいですよ。

また、5mm幅の薄切りにして量を増やしてもGOOD。ご飯と一体化して食べやすくなるうえ、椎茸の旨味や風味が引き立つ効果もあります。ぜひお好みで切り方を変えてみてください。

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