ライター : 和食料理人よしふみチャンネル

日本料理専門調理師・調理技能士/macaroniクリエイターズ

濃厚な甘み!とうもろこしと玉ねぎの冷製スープ

調理時間 20
*下準備の茹で時間は含まれていないです。
郡山で小さな料理屋「手料理嘉文」を営んでいる和食料理人よしふみチャンネルです。プロの料理人がお店のレシピや家庭で役立つ料理のコツなどを配信しています。

今回はとうもろこしのスープを作ります。
とうもろこしだけでもおいしいのですが、玉ねぎと豆乳を加えることで甘みと濃厚さが引き立ち、一層おいしいスープが作れます。

Photo by 和食料理人よしふみチャンネル

今回は冷やして冷製スープとして仕上げますが、温めて食べてもおいしいスープです。

お店では、このスープを茶碗蒸しの上にかけて「とうもろこしの冷製茶碗蒸し」として提供してます。これがまたお客さんにとても好評で、夏の定番メニューとなっています。家庭でも作れるので、食べ応えのあるスープにしたいときにおすすめです。

材料(2〜4人分)

YouTubeでは、郡山ブランド野菜の「万吉どん」を使っています。甘みがあり、加熱するととてもおいしい玉ねぎです。新玉ねぎなどでもおいしく仕上がります。

コツ・ポイント

  1. スープをきれいな色に仕上げるため、玉ねぎを炒めるときは茶色くしすぎないように注意しましょう。
  2. このレシピでは家庭向けにチキンコンソメの顆粒を使いますが、あれば鶏皮を一緒に煮込むと旨味が増して大変おいしくなります。
  3. ミキサーで攪拌した後、シノワ(または裏ごし器)で漉すと格段になめらかな舌触りになります。
  4. 豆乳は牛乳に代えてもおいしく作れます。牛乳だと少しあっさりした仕上がりになります。コクを足したいときは生クリームを少量加えるのがおすすめです。

下準備

・とうもろこしは茹でて使います。皮付きのまま塩を少し入れたお湯で8分ほど茹で、冷ましておきます。

作り方

1.野菜を切る

画像の説明

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玉ねぎの芯を取り、半月切りにします。

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煮込んで柔らかくするので、少し厚めにカットしても大丈夫ですよ。

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とうもろこしは包丁で実を外していきます。 はじめに3等分にカットしておくと作業しやすくなります。

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粒がつぶれてもいいので、とうもろこしを縦に置いて包丁で実を削ぎ落とすように切っていくと簡単に外せます。

2.玉ねぎを炒める

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フライパンを温め、バターを溶かします。

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玉ねぎを入れて軽く炒めます。 この時、茶色くなるまで炒めないようにしてください。スープが茶色く仕上がってしまいます。

3.煮込む

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水を入れて、玉ねぎが柔らかくなる程度に煮込んでいきます。

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冷凍しておいた鶏皮などが余分にあれば、ここで一緒に煮込むと鶏の旨味が加わってグンとおいしくなります。

4.とうもろこしを加え、味を調える

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玉ねぎが柔らかくなったら、剥いたとうもろこしを入れて、軽く混ぜ合わせます。

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チキンコンソメを入れ、塩、こしょうで軽く味付けします。

5.ミキサーにかけて漉す

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粗熱が取れたらミキサーにかけ、粒がなくなるまでしっかり攪拌します。

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ミキサーにかけた後、シノワ(三角錐型の漉し器)か裏ごし器を使ってこします。 こすと舌触りが格段になめらかになります。

6.豆乳を加える

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裏ごしした後は、かなり濃厚な状態です。 これを豆乳で割って仕上げます。

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基本は原液が3に対して豆乳が1になるよう割りますが、お好みの濃さに調整してください。 豆乳のかわりに牛乳で割ってもおいしいです。牛乳で作るとあっさり仕上がります。 コクを出したいときは生クリームを少し加えるとよいでしょう。

7.盛付け

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冷蔵庫で冷やしてから器に盛り付けます。 こちらはむき枝豆をトッピングして仕上げています。 取り分けておいたとうもろこしの実、クルトンなどを入れてもいいですね。 今回は冷製で仕上げましたが、温かいスープとしてもおいしくいただけます。 温める際は、沸騰させると豆乳が分離して舌触りが悪くなってしまうため、沸く前に火を止めるようにしてください。 電子レンジで温める場合は、ラップをかけてレンジ500Wで2分程度が目安です。(1人前150~180ccの場合)
とうもろこしや玉ねぎなどの品種によっても、甘みなどがかなり違ってくると思います。いろんな品種で作って、違いを楽しんでみてください。
このほかにも旬の食材を使ったレシピ動画をYouTubeで配信しています。
家庭でもちょっとしたコツでプロの料理のようにおいしく仕上げられるレシピを公開しているので、よろしくお願いします!
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