ライター : 相羽 舞

管理栄養士

「リポビタンD」とは?

Photo by macaroni

“ファイト イッパーツ!!” のCMでもおなじみのリポビタンD。もうひと息がんばりたいときや、疲れたときに飲む栄養ドリンク、というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

コンビニやスーパーなどで買える栄養ドリンクとして人気ですが、実際にはどんな作用が期待できるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

リポビタンDに期待できる効果効能

ポイント

  1. 疲労対策に役立つ
  2. 体力・身体抵抗力の維持を維持する
  3. 集中力を維持する

疲労対策に役立つ

リポビタンDに含まれるビタミンB群は、糖質・たんぱく質・脂質からエネルギーを生み出すサイクルに関わり、効率よくエネルギーに変換するはたらきがあります。

ビタミンB群が不足し、炭水化物や脂質などの摂取した栄養素をうまくエネルギーとして利用できなくなると、疲労感につながるおそれが。

リポビタンDに含まれるビタミンB群がエネルギーの産生を助け、円滑にエネルギー代謝がおこなえるようになることで、疲労対策に役立ちますよ。(※1,2)

体力・身体抵抗力の維持

体力や身体抵抗力の維持には、バランスの良い食事や睡眠、適度な運動などの健康的な生活習慣が大切。また、自律神経がバランスよくはたらいていることも重要です。

リポビタンDに含まれるタウリンには、自律神経のはたらきを整える作用がありますよ。(※1,3,4)

集中力を維持する

リポビタンDには、1本(100ml)あたり50mgのカフェインが含まれており、集中力の維持に役立ちます。

あるカフェインを用いた実験では、カフェイン摂取後に認知機能テストをおこなうと、集中力や注意力がアップすることが確認されています。カフェインによって不眠につながらない量としては、1回あたりカフェイン100mg以下が望ましいといわれています。集中力を上げたいときには、リポビタンDを1本飲むのがおすすめです。(※1,5,6)

リポビタンDの効果に関するQ&A

朝昼晩、いつ飲むのが効果的?

A. 飲むタイミングに決まりはないため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

リポビタンDの栄養を効率よく摂りたいときは食後に、一日の疲れを取りたいときは就寝前がおすすめです。ただし、寝る前に飲む際はノンカフェインのタイプを選びましょう。(※7)
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