賞味期限切れのシチュールーはいつまで食べられる?

シチュールーには賞味期限が設定されているので、期限切れになったからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。傷んだり、腐ったりしていなければ食べることができます。

では、いつまでなら食べられるのでしょうか。以降で詳しく見ていきましょう。

賞味期限切れシチュールーの可食期間

食品の賞味期限は、検査によってわかった「可食期間」に1未満の安全係数(0.7~0.9)をかけて計算されています。

仮に賞味期限が1年(365日)で安全係数が0.8の場合、可食期間は約456日。賞味期限切れから3ヶ月(90日)くらいは食べられる計算です。

ただし品質の劣化は否めず、保存状態が悪い場合には可食期間内であっても食べられなくなる可能性があります。賞味期限切れのルーは、状態をよく確認してから使うようにしてください。(※8)

賞味期限切れで傷んだシチュールーの見分け方

シチュールーが傷んでいるかどうかは、見た目やにおい、味わいで判断します。まずは見た目やにおいなどをチェックして、それでもわからない場合は少し口に含んでみて、食べられるかどうか判断しましょう。

ルーの表面が変色している、カビ・虫がついている

シチュールーが傷むと、表面が緑色や白色、黄色などに変色することがあります。これはルーが高温にさらされると、香辛料などの色素が油脂に溶けて変色を起こすから。

とはいえ、単に変色しているだけなら品質に問題はありません。変色に加えて、ルーにカビが生えていたり、虫がついていたり、固まった顆粒のルーをほぐしたときに粘り気があったりする場合は、食べるのを控えましょう。

酸っぱいにおい・味がする

嗅いだときに酸っぱいにおいがしたり、少し口に含んでみたときに酸っぱい味がする場合は、ルーが傷んでいる可能性が高いといえます。このような状態が見られたら、すみやかに処分するようにしましょう。

作り置きのシチューは何日日持ちする?保存期間の目安

常温保存の場合

シチューは乳製品を使用していたり、傷みやすい野菜が入っていたりするので、常温では日持ちしない料理です。とくに夏場など暑い時期に常温保存しておくと、半日程度で傷んでしまうこともあります。

常温保存の場合の保存期間は半日~1日程度と考え、その日のうちに食べきるようにしてください。
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