ライター : とも

子育てフードライター

メスティンとは?

「メスティン」とは、アルミ製の飯盒(はんごう)のことです。炊飯以外にも麺をゆでたり煮込んだりできるため、アウトドア好きの間で話題になり「万能クッカー」として重宝されています。

さらに、シンプルなデザインも相まってキャンパー以外にも注目されるように。調理器具として使うのはもちろん、お弁当箱として使う方も多い人気のグッズです。

飯盒の違い

前述の通り、メスティンは飯盒の一種です。ただし、いくつか違いがあります。ひとつ目は形状。飯盒は、丸型や兵式型と呼ばれるそら豆のような形をしているものが主流ですが、メスティンはお弁当箱のような四角い形です。また、飯盒よりも高さがないため、少量やひとり人分の調理に適している点も違いがあります。

ふたつ目は、用途の幅広さ。飯盒が主に炊飯用なのに対し、メスティンはフライパン代わりに調理したり、お皿代わりに使ったりすることができますよ。

メスティンが人気の3つの理由

1. 活用できる料理のレパートリーが多い

飯盒はごはんを炊くだけ、と思っていませんか?メスティンは、炊飯だけでなく蒸し物や焼き物、燻製などさまざまな料理に活用できます。キャンプでちょっと凝った料理を作りたい方や、キャンプ飯のレパートリーを増やしたい方にも、メスティンは強い味方です。

2. コンパクト

メスティンはハンドルを取り外すことができます。外したハンドルを中にしまえるので、収納スペースを取らないのが人気の理由。何かと荷物が多くなりがちなキャンプでも、持ち運びに便利ですよ。メスティンの中に、バーナーやカトラリーを収納しておくのもおすすめ。

3. 熱伝導率が高い

多くのメスティンはアルミ製で熱伝導率が高いため、時短調理できます。焚き火にかけなくても、固形燃料でも炊飯できるのはうれしいポイント。なお、調理直後のメスティンは非常に熱くなります。素手で触ることはできないため、耐熱性のある手袋を用意するとよいでしょう。
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