目次
小見出しも全て表示
閉じる
お食い初めの基本メニューと意味
お食い初めは、赤ちゃんが生後100日頃におこなう日本の伝統行事です。「一生食べるものに困らないように」との願いを込めて食事を食べさせる真似をし、健やかな成長と健康を願います。
お食い初めのメニューには、尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、お吸い物、香の物(こうのもの)を用意するのが基本です。
お食い初めのメニューには、尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、お吸い物、香の物(こうのもの)を用意するのが基本です。
| 料理名 | ポイント |
|---|---|
| 尾頭付きの鯛 | 赤ちゃんの健やかな成長と長寿を願うため 尾頭付きの鯛を使用する |
| 赤飯 | 赤飯の赤い色は邪気を祓うとともに、 魔よけの意味があるとされている |
| 煮物 | おめでたい意味をもつ食材や旬の野菜を取り入れる |
| お吸い物 | はまぐりのお吸い物を用意するのが一般的 |
| 香の物 | おめでたい色合いの「紅白なます」 多幸にかけて「たこの酢の物」 長寿を象徴する「梅干し」を使用する |
伝統の組み合わせ。お食い初めの定番献立
【主食】赤飯
時間がかかる赤飯が炊飯器であっという間に。もち米だけでなく、うるち米でも作ることができます。手間暇かけて炊いたのと同じような、ふっくらもちもちな赤飯に仕上がります。お食い初めには、破れにくいささげを使うことをおすすめします。
【主菜】鯛の姿焼き
シンプルな調味料で、鯛の淡白な味わいを引き出します。下処理をしっかりすることで、ふっくらジューシーな仕上がりに。オーブンで焼くので、焼いている間は別の料理を作ることができます。メニュー数が多いお食い初めにぴったりなレシピです。
【主菜】煮物
お食い初めで振る舞う煮物は彩りよく仕上げたいですよね。だしを効かせ、塩で味をまとめることがきれいに仕上げるポイントです。少ない調味料で作れるだけでなく、野菜のうま味が染みわたり、深い味わいになります。飾り切りで、華やかさがグンとアップしますよ。
【汁物】はまぐりのお吸い物
だしは昆布のみで、はまぐりのうま味を引き立てます。余計なものは加えず、シンプルながら奥深い味わいを堪能できます。澄み切った上品なお吸い物は、お食い初めのようなお祝いごとに最適。三つ葉や菜の花など、香りが良いものを添えてお召し上がりください。
【香の物】紅白なます
さっぱりとした酸味が、お食い初めの箸休めに合います。シャキシャキ食感でやみつきに。大根の量をやや少なめにすることで、赤と白のコントラストがよりきれいに見えますよ。ゆずをプラスして、香り豊かなひと品にするのもおすすめです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
パーティー料理の人気ランキング