ライター : ヤマモトマコ

製菓衛生士・現役パティシエール

冷やし焼き芋とは?ブーム真っ只中の人気スイーツ!

Photo by ヤマモトマコ

冷やし焼き芋とは、文字通り冷やして食べる焼き芋のこと。アツアツホクホクがおいしい焼き芋ですが、冷やすことでよりねっとりとした濃厚な食感を楽しめるんです。

冷やし焼き芋はセブン-イレブン、ローソン、ファミマの大手コンビニ3社すべてで販売されています。また、冷やし焼き芋を取り扱うスーパーが増えたり専門店がオープンしたりするなど、人気が高まっている新感覚スイーツです。

冷やし焼き芋にはうれしいポイントがいっぱい

焼き芋を冷やすと、でんぷんの一部が「レジスタントスターチ」に変化します。レジスタントスターチは便秘対策に役立つほか、食後血糖値の上昇をゆるやかにしてくれますよ。

GI値(血糖値の上がりやすさを表す数値)が80~85と高い焼き芋を食べると、食後血糖値が急上昇し、糖質が脂肪として体に蓄積するおそれが。ダイエット中は焼き芋を冷やしたり、食べ過ぎに注意したりするのがおすすめです。(※1,2,3)

ねっとり濃厚。冷やし焼き芋のレシピ

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調理時間 90
*冷やす時間は除く
保存期間:冷蔵で2~3日、冷凍で2週間程度

ねっとり濃厚な冷やし焼き芋の作り方をご紹介します。冷やし焼き芋の魅力はなんと言ってもとろけるような食感。まるでクリームを食べているような至福のスイーツを、ぜひおうちでも作ってみてくださいね。

材料(2〜3人分)

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※さつまいもは紅はるかを使用しました

作り方

1.さつまいもにアルミホイルをまく

アルミホイルにのったさつまいも

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洗ったさつまいもにアルミホイルを巻きます。水分が逃げないようにさつまいもの先までしっかり包みます。
オーブンの天板にのった、アルミホイルで包まれたさつまいも

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アルミホイルを巻いたさつまいもをオーブンの天板に間隔を空けて並べます。さつまいもがぶつかり合った状態で焼くと、密着した部分が上手く焼けず、焼き上がりにムラが出てしまいます。

2.オーブンで焼く

天板にのったアルミホイルで包んだ焼き芋に刺したフォーク

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160℃に予熱したオーブンで60~90分焼きます。30分ほどたったら一度さつまいもの上下をひっくり返します。フォークや竹串がスッと通れば焼き上がりです。

3.冷ます

アルミホイルにのった焼き芋

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ホイルを巻いた状態で常温で粗熱をとります。冷めたらホイルのまま冷蔵庫に入れ、焼き芋の中までしっかり冷やしたら完成です♪ 最低でも2~3時間は冷蔵庫に入れましょう。

コツ・ポイント

ねっとり系のさつまいもを使う

冷やし焼き芋にはねっとりした食感のさつまいもが向いています。特におすすめなのは紅はるかや、しっとりなめらかな食感が特徴のシルクスイート。また蜜芋の代名詞である安納芋も冷やし焼き芋にピッタリです。

逆に鳴門金時のようなホクホク食感のさつまいもは冷やすとパサつきやすいので、焼きたてを食べるほうが良いでしょう。

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