目次
コツを掴めば簡単!あん食パンの作り方
調理時間
180分
あん食パンとはあんこ入りの食パンです。あんこを巻き込んだり、練り込んだり、とさまざまな作り方があります。この記事でご紹介するのは、あんこを渦巻き状に巻き込んで作るレシピです。
甘さひかえめでミルクの風味豊かな生地が、甘いあんこの魅力を引き立ててくれます。つぶあんでもこしあんでも同様に作れるので、ぜひお好みのあんこをご用意くださいね。空洞ができにくくするポイントも必見です。
材料(195mm× 95mm×95mmの食パン型1斤分)
※牛乳は水162gとスキムミルク18gで代用可能です。
下準備
・牛乳を電子レンジ500Wで40秒ほど加熱して30℃にあたためる(室温が30℃を超える夏場は省略)
・食パン型と蓋の内側に薄く油かバターを塗る
・あんこの水分が多い場合は電子レンジで加熱して水分を飛ばしておく
作り方
1.あんこを薄く伸ばす
![ラップで挟んだあんこをめん棒で伸ばす様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275161/wSDPVxoX24SlXDXQerPIwk8jZiQ0a6YwVC4M8OaX.jpg?p=medium)
Photo by Uli
あんこをラップ2枚でサンドするように挟み、横15cm縦30cm前後になるよう薄く伸ばします。横幅は使用する食パン型の底幅より2~3cm小さくなるように調整します。
2.粉類と牛乳を混ぜる
![スプーンで生地の材料を混ぜてざっくりまとめる様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275162/6kr3HQj2jvxaGa2ysyrDhqWjVx1xX9yxHnNbqTFp.jpg?p=medium)
Photo by Uli
ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜ、牛乳を加えてざっくり生地をまとめます。
3.台に移してこねる
![生地を台の上で伸ばすようにこねる様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275163/QLxfNqwxLvXIG8kh0Cb1IdSHJuF7xUonpMRYYapr.jpg?p=medium)
Photo by Uli
台に生地を移し、生地がなめらかになるまで5~10分こねます。生地を台にこすりつけるようにしながらこねると簡単です。
4.バターを加えてこねる
![小さく切ったバターを生地に加える様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275164/eJ7CZJv3yR1IOLLHAZk4NxwH4qFITB5L3ji6clbd.jpg?p=medium)
Photo by Uli
バターを小さく切って生地に加えます。生地でバターを包んで練り込み、ツヤが出てくるまで10~15分こねます。最初はバターが台や手にくっつきますが、こね続けるとなじんできます。バターがなじみにくければ、手で生地を握りつぶすようにこね、なじんできてから台にこすりつけてこねます。
5.一次発酵させる
![まるめた生地が入っているガラスボウル](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275165/GgLTL0UPcv6keOrV8acqWjlYyKqEy17pOSVfojOG.jpg?p=medium)
Photo by Uli
生地の表面が張るようにまるめ、ボウルに入れてラップをして乾燥を防ぎ、室温で生地が2~2.5倍程度に膨らむまで発酵させます。室温26℃前後でで50~60分が発酵の目安です。
※膨らんだ生地に小麦粉をはたいた指を差し込み、穴がきれいに残れば発酵完了です。穴がすぐに縮む場合はもう少し発酵時間をとります。
6.ガスを抜いて休ませる
![ラップで包んだ生地を休ませる様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275166/obtEu4AIKKJPn6O2EVM3xpSSPd5uv6ZsrlonpSYc.jpg?p=medium)
Photo by Uli
生地を手で伸ばしてガスを抜き、まるめなおしてラップをかけ、15分ほど室温で休ませます。休ませることで、このあとの成形作業がしやすくなります。
7.生地を伸ばす
![生地を細長く伸ばした様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275167/TdrKD1peBBVadxeiwhBh2OYN8oxwRZ8nfZAubpz3.jpg?p=medium)
Photo by Uli
生地を横16cm×縦32cm前後、薄く伸ばしたあんこが収まるように調整して伸ばします。横幅はお使いの食パン型の底幅より1~2cm小さくなるようにします。
8.あんこを重ねる
![生地に伸ばしたあんこを重ねた様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275168/yTPtYKmwpGXBaRWKxqpvJXrau6BHh2yQlhWAvTwS.jpg?p=medium)
Photo by Uli
あんこを生地に重ね、巻き終わりが1~2cm空くように調整します。
9.巻いて閉じる
![生地を手前から巻く様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275169/RB6mPwqHikFhfBRRz5rk6dK1MdQESvQ3h0AO7Tj2.jpg?p=medium)
Photo by Uli
最初の2周はしっかり芯を作るように巻き、そのあとは力を入れずに巻いていきます。巻き終わりの部分はしっかり指でつまんで閉じます。
10.食パン型に入れる
![食パン型に入っている生地](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275170/j5KnnJxmUTv9PSE5aihEOMAsWUAiSoxXfnwLXWc3.jpg?p=medium)
Photo by Uli
巻き終わりを下にして生地を食パン型に入れます。生地が型に収まるようにやさしく上から手で押さえます。
11.最終発酵させる
![食パン型の9分目くらいまで膨らんだ生地](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275171/mbcadUiEL50U20zOuL47wbeyVjbY3WZ6JGHn3lDo.jpg?p=medium)
Photo by Uli
ラップをするか、蓋をして乾燥を防ぎ、生地が食パン型の9分目まで膨らむよう発酵させます。30℃で30~40分が発酵時間の目安です。
※温度や生地の状態によって発酵時間は異なるので、こまめに生地の膨らみをチェックしてください。
12.オーブンで焼く
![食パン型をオーブンに入れる様子](https://cdn.macaro-ni.jp/image/summary/recipe/element/275/275172/x6Pgq1yS0JG2Ws2Aiic8dlbhlwic4nsmjmOHs9V2.jpg?p=medium)
Photo by Uli
200℃に予熱したオーブンで25~28分焼きます。焼き上がったらすぐに蓋を開け、平らな台に型ごと落として空気を入れ替え、型から食パンを出します。カットする場合は、冷めるまで待ってから切るときれいな断面になります。
コツ・ポイント
あんこの水分を飛ばす
あんこの水分を飛ばすことで、空洞ができにくくなります。食パンに空洞ができる大きな原因は、あんこから出る蒸気です。焼いているときに出る蒸気が生地を押し上げ、空洞を作ってしまいます。
空洞を作りたくない場合は、あんこを耐熱容器に入れて電子レンジ500Wで1分加熱し、空気を含ませるように混ぜて粗熱をとります。必要に応じて40~50秒ずつ追加で加熱してください。ボソッと硬くなるまで水分を飛ばすと、空洞のできる可能性がぐっと低くなります。
空洞を作りたくない場合は、あんこを耐熱容器に入れて電子レンジ500Wで1分加熱し、空気を含ませるように混ぜて粗熱をとります。必要に応じて40~50秒ずつ追加で加熱してください。ボソッと硬くなるまで水分を飛ばすと、空洞のできる可能性がぐっと低くなります。
あんこを薄く伸ばしておく
あんこが分厚い塊になっていると、焼くときに出てくる蒸気の量が部分的に多くなります。なるべく均一に薄く伸ばすことで蒸気の量を一定にし、大きな穴を開きにくくしましょう。
あんこをラップでサンドするように挟み、伸ばしたい長さでラップを折り返してからめん棒で伸ばすと便利です。生地の上であんこを塗り広げるより、生地を傷めずに作業できるのもメリットですね。
あんこをラップでサンドするように挟み、伸ばしたい長さでラップを折り返してからめん棒で伸ばすと便利です。生地の上であんこを塗り広げるより、生地を傷めずに作業できるのもメリットですね。
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