ライター : taki

料理家

オーブンレンジで食パンは焼ける?

オーブントースターがなくても、オーブンレンジがあれば簡単に食パンが焼けるんです。最近のオーブンレンジには電子レンジ以外の機能がついているものが多く、「トースト機能」や「オーブン機能」を使えば食パンもこんがりと焼くことができますよ。

そもそもオーブンレンジのオーブン機能は、熱と蒸気の対流熱を使いますが、トースターはヒーターの発熱によって食材を加熱します。そのため、トースターのほうが食パンの表面をこんがりと焼ける仕組みにはなっているものの、オーブンレンジのオーブン機能でも加熱自体は可能です。

【トースト機能付きの場合】オーブンレンジで食パンを焼く方法

オーブンレンジを使って食パンを焼く場合は、まず「トースト機能」がついているかどうかを確認してください。

トースト機能がある場合は、メーカーによって使用方法が異なりますが、一般的には付属のグリル皿にのせ、トースト機能のボタンを押し、食パンの枚数を選択してから加熱します。必ずご家庭にある機種の使用方法を確認してから使ってください。

【トースト機能なしの場合】オーブンレンジで食パンを焼く方法

トースト機能がついていないオーブンレンジで食パンを焼く場合は、オーブン機能を使ってください。

付属の天板にオーブンシートを敷き、高温に予熱したオーブンで短時間焼きましょう。焼き方としては、4枚切りの食パンを230度の温度で5〜6分ほど焼きます。基本的に天板なしでは焼けません。必ず付属の天板、または専用の焼き網などをお使いください。

オーブンレンジで食パンをおいしく焼くポイント

前述したように、オーブンレンジで食パンを焼く場合は、オーブン機能を使います。ポイントは、200度以上の高温で短時間焼くこと。オーブンで長時間焼くと水分が抜けやすいため、高温・短時間が鉄則です。薄い食パン(8枚切り)は水分が蒸発しやすいので、より注意しながら焼いてみてください。

オーブンレンジで両面焼きはできる?

オーブンレンジによって、両面焼きにするために裏返す必要があるものとそうでないものがあります。裏返す必要がある場合は、先に表面をこんがりと焼いてから裏返しましょう。裏返してからの時間を短めにするとおいしく仕上がります。

オーブンレンジはトースターの代わりになる?

オーブンレンジを使うメリット・デメリット

オーブンレンジで食パンを焼くと、大きい天板を使うため、一度にたくさんのパンを焼くことができます。

デメリットは時間がかかること。トースターと比べて焼き時間が長いことや、予熱や焼いたあとの庫内冷却を含めると、意外とできあがるまでに時間がかかってしまいます。

また、枚数や厚さによって焼き加減の調整がむずかしく、慣れていないと失敗する可能性があるでしょう。

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