ライター : ゆきぽん

料理クリエイター / webライター

薬味たっぷり。ザーサイ入り甘辛だれのピータン豆腐

Photo by ゆきぽん

調理時間 10
*豆腐の水切り時間とピータンの香りを飛ばす時間は含みません
ピータン(皮蛋)はアヒルの卵を発酵させて作る、中国発祥の食品です。 全体的にほどよい塩気があり、白身はコーヒーゼリーのような茶褐色のぷるんとした食感で、黄味は鶏卵に比べてまろやかで濃い味わいが特徴。また、発酵させて作るピータンは、殻をむくと独特の香りがします。 ピータン豆腐は、豆腐とピータンに薬味たっぷりの甘辛だれをかけて食べる副菜で、本場台湾では人気の定番レシピです。台湾ではたれに甘めのとろみしょうゆを使いますが、今回はみりんと砂糖を使って、甘辛だれに仕上げます。

材料(2人分)

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作り方

1.絹豆腐の水切りをする

白いザルに入れて重石をのせたキッチンペーパーで包んだ絹豆腐

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絹豆腐をクッキングペーパーで包み、ザルに入れます。絹豆腐の上に重石をのせて、冷蔵庫で1時間置いて水切りします。

2.ピータンの殻をむく

ステンレス製のバットに入った殻をむいたピータン

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殻にヒビを入れてむきます。ラップをせずに30分~1時間、冷蔵庫に置いて香りを飛ばします。

3.たれを作る

ボウルに入った白いりごま入りのたれ

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ボウルに(a)を入れ混ぜ合わせます。

4.長ねぎとザーサイを切る

まな板にのった刻み長ねぎと刻みザーサイ

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長ねぎ、ザーサイは3~5mm角の粗みじん切りにして、たれに加え混ぜ合わせます。

5.ピータンを切る

まな板にのった粗く刻んだピータン

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ピータンを包丁で粗く1cm角の粗みじん切りにして、たれに加え混ぜ合わせます。

6.盛り付ける

陶器の器に盛り付けたザーサイ入り甘辛だれのピータン豆腐と木製スプーン

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絹豆腐を2~3cm角の食べやすい大きさに切り、器に盛り付けます。ピータン入り薬味だれを絹豆腐の上にかけて完成です。お好みで木の芽を散らして召し上がれ♪

コツ・ポイント

ピータンの上手な殻のむき方

殻にヒビが入らないように、外側のもみ殻と泥を流水できれいに洗い流してから、殻の一部にヒビをいれて殻をむきます。外側の泥は、炭酸ナトリウムの影響で口に入るとピリピリとした刺激を感じるので、入らないように注意して洗いましょう。

ピータンの独特の香りが苦手な方

ピータンの殻をむき、ラップをせずに冷蔵庫に30分~1時間置いてから調理します。時間を置くことで、強い香りが飛んで食べやすくなります。また、ピータンが大きめだと味を強く感じやすいので、小さめに刻んで和えると食べやすくなりますよ。

ピータン豆腐をおいしく作るコツ

豆腐をしっかりと水切りすることで、水っぽくならずにピータンの濃厚さを味わえます。豆腐の上に重石をのせて水切りしましょう。重石がない場合は、保存容器に水入れて重石として代用してくださいね。

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