加熱してから保存する方法

Photo by 稲吉永恵

豆苗を冷凍保存する場合、生のままよりもゆでたり電子レンジで加熱したりしてからのほうが食感の変化が気になりません。もちろんシャキシャキとした食感は、生のものを使う場合と比べると敵いませんが、食感や味わいの影響が少なくなります。

電子レンジで加熱するなら、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、1袋(100g)を電子レンジ600Wで1分ほど加熱します。ゆでるときは、熱湯でサッとゆでて、硬めに仕上げましょう。小分けにしてラップで包み、冷凍用ジッパー袋に入れて冷凍庫へ。

豆苗の解凍方法

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冷凍保存した豆苗は、凍ったまま料理に使えます。食感の影響を感じることが少ない、スープや煮物、炒め物がおすすめですよ。冷凍すると火の通りが早いので、強火でサッと火を通すようにしましょう。食感を生かす和え物やサラダなどには向かないため、調理法を工夫して楽しんでくださいね。

調理後に冷凍保存!作り置き豆苗レシピ

1. 彩りおかず。豆苗とにんじんの炒め物

お弁当のすき間埋めや食卓のあとひと品に便利な、豆苗とにんじんの炒め物です。ごま油でさっと炒めることで、豆苗の食感と風味が良く仕上がります。シンプルな塩こしょうの味付けが、野菜本来の優しい甘さを引き出しますよ。

2. お弁当にイチオシ。豆苗入りハンバーグ

ハンバーグに豆苗を入れるアイデアは、ぜひ活用したいですよね。彩りもよく、シャキッとした歯ざわりがアクセントとなり、大人も子供も喜んで食べてくれます。冷凍した豆苗の食感も気にならず、お弁当に入れてもおいしいですよ。レシピではポン酢しょうゆのソースを添えますが、ケチャップでもOK。

豆苗は冷凍保存で長く楽しもう

豆苗を長持ちさせたいなら、ぜひ冷凍保存をしてみてください。うまく調理法を選べば、味や食感も気にならずに楽しむことができますよ。常備菜や作り置きのおかずは、日々の献立作りに役立ちます。適切な保存方法を取り入れて、コスパのよい豆苗で食卓を彩ってくださいね。
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