目次
小見出しも全て表示
閉じる
スープをふくんだとろ〜りバゲット、イタリアと日本のママンの味【有名シェフのお助けレシピ #3】
栄養たっぷりで、手ごろな価格の卵。一年中、店頭に並びますが、じつは春が旬だとご存じですか?俳句でも“卵”は春の季語に分類されているんです。黄色と白の組み合わせも、なんだか春らしいですよね。
そこで4月は、卵を使うひと皿を、和洋中のシェフたちに教えてもらいます。有名シェフ一押しのひと皿は、定番料理から意外なアレンジ料理まで、じつにさまざま。
第3回はイタリアンの超有名店「リストランテ アクアパッツァ」の日髙シェフによる「鶏肉とモロヘイヤのパンスープ」。日髙さんの思い出の味である卵入りのスープを、イタリアの家庭料理風にアレンジしたひと皿です。
そこで4月は、卵を使うひと皿を、和洋中のシェフたちに教えてもらいます。有名シェフ一押しのひと皿は、定番料理から意外なアレンジ料理まで、じつにさまざま。
第3回はイタリアンの超有名店「リストランテ アクアパッツァ」の日髙シェフによる「鶏肉とモロヘイヤのパンスープ」。日髙さんの思い出の味である卵入りのスープを、イタリアの家庭料理風にアレンジしたひと皿です。
調理時間:12分
「卵を入れたスープは母がよく作ってくれました。その思い出の味を、イタリアの家庭料理 ストラッチャテッラというかきたま汁のスープ風にアレンジしました。溶き卵にたっぷりのパルメザンチーズを加えるから、コクもじゅうぶんです。卵の量はお好みで。でも今日は卵がテーマだから、たっぷり入れました。
ベータカロチンたっぷりのモロヘイヤを加えて、とろみのあるスープに仕上げました。パンを別に添えてもいいけど、イタリア風にお皿にパンをしいてからスープを注ぎましょ。パンはおいしいスープをたっぷり吸うから食べ応えばっちり。このひと皿で朝ごはんやお昼ごはんになりますよ」
「卵を入れたスープは母がよく作ってくれました。その思い出の味を、イタリアの家庭料理 ストラッチャテッラというかきたま汁のスープ風にアレンジしました。溶き卵にたっぷりのパルメザンチーズを加えるから、コクもじゅうぶんです。卵の量はお好みで。でも今日は卵がテーマだから、たっぷり入れました。
ベータカロチンたっぷりのモロヘイヤを加えて、とろみのあるスープに仕上げました。パンを別に添えてもいいけど、イタリア風にお皿にパンをしいてからスープを注ぎましょ。パンはおいしいスープをたっぷり吸うから食べ応えばっちり。このひと皿で朝ごはんやお昼ごはんになりますよ」
材料(2人分)
・卵……2個
・鶏もも肉……280g
・モロヘイヤ…1束(約70g)
・ごぼう……100g
・バゲット……4切れ(厚み約1.5cm)
・市販ブイヨン……1個(水の分量に対して通常の1/2量)
・パルメザンチーズ……大さじ2杯
・水……800cc
〈仕上げの調味料〉
・こしょう……適宜
・オリーブオイル……適宜
・パルメザンチーズ……適宜
・鶏もも肉……280g
・モロヘイヤ…1束(約70g)
・ごぼう……100g
・バゲット……4切れ(厚み約1.5cm)
・市販ブイヨン……1個(水の分量に対して通常の1/2量)
・パルメザンチーズ……大さじ2杯
・水……800cc
〈仕上げの調味料〉
・こしょう……適宜
・オリーブオイル……適宜
・パルメザンチーズ……適宜
下ごしらえ
・ごぼうはよく洗って土を落とす
・バゲットをフライパンやトースターでこんがり焼き、4〜6等分にカットして、深めのスープ皿に置く
作り方
1. 鶏もも肉を切る
鶏もも肉を食べやすい大きさに切ります。縦半分に切ったあと、幅8mmほどに切り分けます。切り終えたらボウルに入れ、軽く塩をします。日髙シェフは塩3つまみを加えて、鶏肉に揉み込みました。
2. 鍋に水、ブイヨン、鶏もも肉を入れて火にかける
鍋に分量の水とブイヨンを入れ、弱めの中火にかけます。1分ほどたったら鶏もも肉を入れます。水から鶏肉を加えるのは、鶏肉から出汁をとるためです。
「お店ではブロスという鶏からとったスープを使います。でも、家庭では手軽に固形スープの素を使いましょう。今回は鶏肉や野菜からもおいしい出汁が取れるから、使わなくてもいいぐらいなので、表示の半分量だけ加えればじゅうぶんです」
「お店ではブロスという鶏からとったスープを使います。でも、家庭では手軽に固形スープの素を使いましょう。今回は鶏肉や野菜からもおいしい出汁が取れるから、使わなくてもいいぐらいなので、表示の半分量だけ加えればじゅうぶんです」
3. ごぼうのささがきを加える
ごぼうをささがきにし、直接鍋に加えます。皮は剥いたり、こそげたりしないでください。
「皮を取り除くと、ごぼうの香りやおいしさのもと、栄養まで失われます。鍋の上でささがきするのがむずかしいなら、ボウルの上でやってもいいのですが、水にはさらさないでください。これは、ごぼうのアクに含まれているポリフェノールをムダにしないため。カットしてすぐにお鍋に入れれば、変色する心配はありません」
「皮を取り除くと、ごぼうの香りやおいしさのもと、栄養まで失われます。鍋の上でささがきするのがむずかしいなら、ボウルの上でやってもいいのですが、水にはさらさないでください。これは、ごぼうのアクに含まれているポリフェノールをムダにしないため。カットしてすぐにお鍋に入れれば、変色する心配はありません」
「鶏肉のアクが出たら、ひいておきましょう」
たまごのおいしい食べ方に関する記事
スープ・汁物・シチューの人気ランキング