4. 炊く

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クッキングシートの両端を持ち、口を閉じるように内側に折りたたみます。通常モードで40分ほど炊きます。

「きちんと折りたたむと、しっかり加熱することができ味の染み込みもよくなります。時間がないときは早炊きモードでもいいですよ」

5. 取り出す

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クッキングシートをゆっくり持ち上げ、シートごとボウルに移します。ごはんとカレーを器に盛り付けて、ごはんに好みでドライパセリをふり、でき上がりです。

「時間があれば炊飯器はすぐに開けず少し蒸らしておくと、具材の中まで味がより染み込みます」

新玉ねぎとなすがとろとろに溶け込む、絶品カレー♪

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「炊飯するときの強い熱により野菜がしっかりと蒸され、まるで長時間煮込んだような食感に仕上がります」と澁谷さん。シャキッとした新玉ねぎ、とろとろになったなすのおいしさに、ごはんのおかわり必至です!

また市販のルウを使わず、カレー粉やケチャップといったおうちにある調味料で作るので、「カレーが食べたい!」という家族の突然のリクエストにも、このレシピなら気軽にこたえられます。

全4回の炊飯器ひとつでごはんとおかずを一発調理する「炊飯器でパパッと同時めし」、いかがでしたでしょうか?一度に両方できる斬新さに驚きつつ、手軽においしく仕上がる炊飯器調理の魅力に気がついた方も多いと思います。ぜひ忙しい毎日のごはん作りに役立てくださいね。

教えてくれた人

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5ツ星お米マイスター/澁谷梨絵さん 日本で唯一、穀物の6大プロフェッショナル資格をもつ女性米屋。全国200カ所以上の田んぼに通い、出会った米や穀物を首都圏の大型百貨店で販売。そのほか女性目線に立ち、日本人古来のこめが持つぬかや麹の発酵技術を使ったお弁当やお惣菜も販売する。近著には『炊飯器で一発定食』(学研プラス)があり、多数メディアでも活躍中
取材・文/山田萌絵
撮影/植松富志男(macaroni 編集部)

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