ライター : macaroni 編集部

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体の中からポカポカ。中医学に基づいた薬膳スープ

Photo by 宮本信義

まだまだ寒い2月。特に女性は、冷えや寒さによる不調を感じやすい時季です。そんなときこそ取り入れたいのが薬膳の力。薬膳とは、中国伝統医学(中医学)の理論をもとに、健康維持や病気の予防・治療のために考えられた料理のことです。

「薬膳を手軽に取り入れるなら、薬膳スープがおすすめ。たくさんの具材を、栄養もあますことなく摂れるし、アレンジも簡単です」

そう話すのは、レシピを教えてくれた、料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子さん。

Photo by 宮本信義

料理家・国際中医薬膳師/齋藤菜々子さん 飲食店を経営する両親の元で育ち、大学卒業後は一般企業に就職。忙しい日々のなかで、食の重要性、特に家庭料理の大切さを実感し料理の道へ。さまざまな症状に合わせて食材や料理を提案できる薬膳の魅力を知り、中医学を学び国際中医薬膳師を取得。もっと身近に薬膳を取り入れてほしいと、家庭料理で実践できるレシピや情報を発信している。近著『基本調味料で作る体にいいスープ』(主婦と生活社)
「薬膳というと、漢方の原料となるような生薬(薬効のある植物など)を使ったり、手間がかかったりとむずかしいイメージがあるかもしれませんが、実はとても簡単。季節や、食べる人の体調にあわせた食材を使うことがポイントなんです。

『寒い日にしょうがやねぎを食べて温まろうかな……』と普段やっていることも、立派な薬膳なんですよ」と齋藤さん。

1. きのこの旨味がじんわり。「きのことしょうがのポタージュ」

Photo by 宮本信義

「冬に起こる腸の不調は、乾燥と冷えによる影響と考えられます。冷えると縮こまって腸も動きづらくなり、便秘の症状が。きのこは腸のめぐりをスムーズにさせ、しょうがは体を温めてくれます。

特にしょうがは、中医学で生薬としても使われる食材なので、冷えが気になるときにおすすめです」

レシピに使う食材の効能

・しょうが:体を温める、免疫力を高める
・きのこ類:腸の流れを整える
・しいたけ、マッシュルーム:アンチエイジング、冬に傷みやすい腎を養う ※腎は中医学で、水分を貯め、性ホルモンや老化現象に影響が深いといわれている

材料(2人分)

・エリンギ……1本
・しいたけ……4枚
・ブラウンマッシュルーム……1パック(100g)
・玉ねぎ……1/2個
・しょうが……2かけ(約20g)
・牛乳……150cc
・生クリーム(乳脂肪分35%)……50cc
・水……150cc
・塩……小さじ1/2杯
・バター(有塩)……15g
・オリーブオイル……適量
・パセリ(みじん切り)……適量

作り方

1. 具材をカットする

Photo by 宮本信義

エリンギは半分の長さにして薄切りに、しいたけは軸を落として薄切りに、マッシュルームはキッチンペーパーで汚れを拭きとって薄切りにします。玉ねぎ、しょうがも薄切りにしましょう。

2. 具材を炒める

Photo by 宮本信義

中火で熱した鍋にバターを入れ、1の具材をすべて加えたら、きのこがしんなりするまで炒めます。
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