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予想以上に簡単!シェフ直伝スープ「本格にんじんポタージュ」
やわらかで甘みがあり、みずみずしい春のにんじん。そんなにんじんを使って、簡単で本格的なポタージュを作ってみませんか? 一度作ってしまえば、朝昼晩の献立のひと品として活躍してくれるはず。
ミシュランガイドで一ツ星を獲得したレストラン「sio(シオ)」の新店舗である、青山「Hotel's(ホテルズ)」の木田 翼シェフにレシピを教えてもらいました。
ミシュランガイドで一ツ星を獲得したレストラン「sio(シオ)」の新店舗である、青山「Hotel's(ホテルズ)」の木田 翼シェフにレシピを教えてもらいました。
「実際に『Hotel's』のモーニングやランチメニューで提供しており、お客さまに好評のにんじんポタージュを、ご家庭でも作れるレシピにしました。工程は簡単ですが、にんじんの甘みや旨味を存分に引き出すポイントがたくさん詰まっています。ポタージュ作りは面倒だと思っている方も、ぜひ試してみてほしいですね」
材料(およそ6杯分)
調理時間:30分
・にんじん……500g
・牛乳……900cc
・無塩バター……75g
・グラニュー糖……35g
・塩……5g
・にんじん……500g
・牛乳……900cc
・無塩バター……75g
・グラニュー糖……35g
・塩……5g
作り方
1. にんじんの皮、へたを除いて極薄くスライスする
よく洗ったにんじんの皮をむき、へたを除き、縦切りで4等分にします。
「へたの部分だけでなく、先のほうもカットします。フードロスを防ぐためにも、取り除いた皮や端切れはベジブロス(出汁)として、スープに活用してはいかがでしょう」
「へたの部分だけでなく、先のほうもカットします。フードロスを防ぐためにも、取り除いた皮や端切れはベジブロス(出汁)として、スープに活用してはいかがでしょう」
4等分にしたにんじんを極薄くスライスします。
「なるべく薄いほうが早く均等に火が入り、バラつきがなくなりますよ。実はにんじんの中央の白い部分は水っぽく味が薄いので、お店では取り除いています。風味が良くなるので、さらに極めたい人は真似してみてください」
「なるべく薄いほうが早く均等に火が入り、バラつきがなくなりますよ。実はにんじんの中央の白い部分は水っぽく味が薄いので、お店では取り除いています。風味が良くなるので、さらに極めたい人は真似してみてください」
2. 鍋にバターとにんじんを入れ、中火で炒める
鍋を中火にかけ、バターを入れて溶かします。スライスしたにんじんを入れたら、弱火から中火の間で調整して焦げないように炒めて、全体をなじませていきます。
「最初から中火で炒め、火が通ってきたら弱くしてくださいね」
「最初から中火で炒め、火が通ってきたら弱くしてくださいね」
3. バターがなじんだら、塩とグラニュー糖を入れる
にんじん全体にバターがなじんだら、塩とグラニュー糖を入れてさらに炒めます。
「塩とグラニュー糖を加えると、にんじんから水分が出てしっとりしてきます。仕上がりの色合いを考慮して、不純物の少ないグラニュー糖を使用していますが、お好みの砂糖に置き換えても大丈夫ですよ」
「塩とグラニュー糖を加えると、にんじんから水分が出てしっとりしてきます。仕上がりの色合いを考慮して、不純物の少ないグラニュー糖を使用していますが、お好みの砂糖に置き換えても大丈夫ですよ」
ヘラでにんじんが切れるくらいまで炒める
20分ほどゆっくりと炒めて、余計な水分を飛ばします。にんじんがヘラで混ぜて崩れてくる程度まで、しっかりと炒めます。
「炒め終わりのころには、全体的につやつやとして、かさも半分くらいに減っています。焦げそうであれば、少しずつ水を加えてくださいね」
「炒め終わりのころには、全体的につやつやとして、かさも半分くらいに減っています。焦げそうであれば、少しずつ水を加えてくださいね」
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