4. 皿に玉ねぎを敷き、具材を並べる

耐熱皿に2を敷き、その上に豆腐とトマトを交互に重ねて並べます。

Photo by 木下 誠

耐熱皿に2を敷き、その上に豆腐とトマトを交互に並べます。バジルは手でちぎり、空いているスペースに詰めます。

5. 3とチーズをかける

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3を全体に回しかけます。

「ぐつぐつと煮立たせたいので、オイルソースは具材がひたひたになるまで入れます。オイルの量は目安は器の底から5~8mmですが、器の大きさに応じて調節してください」

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オイルソースの上からチーズをたっぷりとかけます。

6. オーブンで焼く

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220℃のオーブンまたはオーブントースターで10分ほど加熱します。オイルソースがぐつぐつしてきたら完成です。

「しっかり加熱しないと、豆腐の中が冷たいままに仕上がってしまう可能性があります。やりすぎかな?と思うくらい、オイルソースがぐつぐつしてくるまで熱してください」

いつもの豆腐が五感を刺激するひと皿に!

Photo by 木下 誠

ぐつぐつと煮え立つオイルの音とバルサミコ酢のふくよかな香りで、五感を刺激されるオイル煮が完成!豆腐×トマト×チーズのとろとろ食感に玉ねぎの香ばしさが絡み合います。

「絹豆腐のとろりとした食感がポイントとなる料理なので、木綿豆腐ではなく、ぜひ絹豆腐で作ってみてください。

玉ねぎを皿の底に敷いているため、ガス火などで下から加熱すると焦げ付いてしまうおそれがあります。オーブンで加熱するのがおすすめですよ」

一見すると豆腐を使っているとはわからないほど見た目もおしゃれ。アヒージョのようにバゲットやワインと一緒にいただいてみたい!と想像の広がるひと品でした。

次回は「高野豆腐のほっこりシチュー」を紹介

Photo by 木下 誠

次回も引き続き、秋元さんに「高野豆腐のほっこりシチュー」を教わります。和食のイメージが強い高野豆腐が、フランスの家庭料理に生まれ変わる様子をお見逃しなく!

教えてくれた人

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「モルソー」オーナーシェフ/秋元さくらさん 福井県出身。国際線のCAを経て料理人にキャリアチェンジ。新宿「モンドカフェ」、白金「オーギャマンドトキオ」など都内フレンチの名店で腕を磨く。2009年にフレンチビストロ「モルソー」を目黒にオープンし、19年に東京ミッドタウン日比谷に移転。メディアからもひっぱりだこの人気女性シェフ
取材協力
取材・文/小原らいむ
撮影/木下 誠

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