2. 米と野菜を入れて混ぜる

Photo by 宮本信義

玉ねぎが甘い香りに変わったら、米を入れて中火に戻します。玉ねぎと米をなじませ、バターが全体に絡んだら、すべての野菜を入れて混ぜ合わせます。

吸水させないために、米は洗わずに使用します。玉ねぎと米をなじませることによってバターの膜ができ、米の粒がつぶれにくくなるんです。また、焦げ付きが気になる方は作業中は弱火に変えても大丈夫です」

3. 水とケチャップを入れて10~15分炊き込む

Photo by 宮本信義

水とケチャップ入れ、鍋にフタをしたら中火で沸騰させます。沸騰したら、弱火に変えて10~15分炊き込みます。

「ケチャップは混ぜると焦げやすくなってしまうため、上からのせるだけにします」

4. フタをしたまま15分蒸らす

Photo by 宮本信義

炊き上がったら、フタをしたまま15分蒸らします。蒸らし終わったら、よく混ぜ合わせて完成です。

「鍋は土鍋でも問題ありませんが、密閉性が高いものがおすすめ。もちろん炊飯器で作っても大丈夫ですよ。その場合は2までを鍋でおこない、3の工程から炊飯ジャーに移しましょう」

大切な人と毎年食べたい。特別なおうちディナー

Photo by 宮本信義

「きれいに盛り付けるコツは、最初にハンバーグをお皿にのせて位置を決め、ケチャップライスは少量ずつのせること。ソースも少しずつかけてくださいね。大きめのお皿に盛りつけると、バランスよく見えます。

ハンバーグの上に旗を立てたり、イチゴを添えたりすると色味が華やかになり、バレンタインらしくなりますよ」

ふんわりジューシーなハンバーグに取材陣は感激。ソースは心地よいチョコレートの風味を感じ、バレンタイン気分が楽しめます。甘すぎず、濃厚なデミグラスソースに似た深い味わいで肉と相性抜群です。

バレンタインディナーの定番にしてほしいと、和知シェフが考案してくれたスペシャリティなプレート。大切な人とゆっくり過ごしたり、お子さんと一緒にパパをねぎらったり……思い出に残る素敵な日に、華をそえてくれることでしょう。
取材協力
取材・文/鎌上織愛
撮影/宮本信義

編集部のおすすめ